- しずおかしりつわだしまこどもえん
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静岡市立和田島こども園
- Wadashima Integrated Center for Early Childhood Education and Care
- 種別幼稚園または幼保連携型認定こども園 地区中部地区
- 主な活動分野登録なし
| 所在地 | 〒424-0403 静岡市清水区和田島694-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 054-395-2320 |
| ホームページ | https://www.city.shizuoka.lg.jp/000_003873_00013.html |
| 加盟年 | 2017 |
2025年度活動報告
環境, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, その他の関連分野

本園は「心豊かでたくましい両河内の子」を教育保育目標とし、ESDを「興津川の美しい水と『緑のダム』としての森林に親しむ保育」の推進と捉え、ESDの実践を通して地域への愛情の醸成と自然の中でたくましく生きる力の育成を目標としている。
今年度は「地域の自然に触れる」「地域の人と関わる」「地域の特産物による食や遊びの体験をする」「興津川の美しい水を守る大切さを知る」ことを柱に①川遊びや水棲動物との触れ合いを通して興津川に親しむ活動、②地域の人との連携の中で、山からの恵みを五感を体験する活動を行った。
また、幼児のみの元幼稚園であった自園だが、この4月から乳児保育が始まった。市や県外の移住を推進し、地域の人口減少の歯止めの1つとしての役割を担っている。
①川遊びや水棲動物との触れ合いを通して、興津川に親しむ
小学校や園周辺に散歩に出掛け、橋の上から興津川の陽の光を反射した川面を見て「キラキラきれいだね」、釣り人を見かけ「どんな魚が釣れるのかな」、冬には気嵐を眺める。また台風後は木材や生活ごみが流れている川の様子を見て、普段の澄んだ川の様子との違いにも気づいた。
夏には、絵本「わんぱくだんのたからじま」の船に乗って海へ出かける場面を見て、いかだを作って川へでかけることができそうと思い、3人で乗ることができるようペットボトルの配置を考え、何回も試行錯誤を繰り返しながら作り、とうとう川でいかだに乗って浮かんだり進んだりすることができた。川には浅瀬や深く流れがある等にも気づいた。また、「このまま、いかだから落ちなければ、海へ続いているんだよね」と今までの経験からこの興津川が海へつながっていることを理解し、思いを馳せていた
②地域の人との連携の中で、山からの恵みを五感で体験する活動
例年、新茶の時期に地域の方が茶畑を提供してくれ、先生となって茶摘みの指導をしてくれる。年長児は2年間の経験を活かし、手慣れた様子で一芯三葉の茶葉を摘んでいく。お茶の香りに包まれながら摘んだ茶葉で手もみ茶を作り、「おいしい」「あまいね」と自分達で作ったお茶を味わった。家庭に持ち帰った茶葉を天ぷらにして食べた子どもも多く、いろいろな方法で食することを知った。また、国際お茶の日をきっかけに緑茶以外に様々なお茶があることを知り、和紅茶作りにも挑戦した。地域の茶業組合からお茶をいただき、お茶の産地であることやお茶うがいをすることで健康に良いもの等、効果についても知った。「両河内のお茶」を味わうことで、自分の住む両河内、この地域で育つことに誇りをもつことにつながっている
その他 廃材を利用しての制作から遊びへ、茶葉を使っての色や泡遊び、小学校のたけのこ掘り見学、国際交流等
来年度の活動計画
両河内地区は、古くは興津川の豊富な流量を利用した木材の筏流しが行われいた。特に本園の位置する和田島地区は、製材業や製紙業が盛んであったが、農家の働き手の高齢化や後継者不足が進み、現在では放置された竹林や茶畑等も目立ってきている。山の整備に携わる人が少ないため、山が荒れ、水源涵養林としての役割を果たすことが難しくなってきている。興津川の美しい水と豊かな自然の恩恵を体感すること、ここで遊んだことや生活したことが楽しいという体験を積み重ね、この地域を大切にしていく教育保育を実践していくことが、その恵みをもたらす「緑のダム」としての森林の機能を認識する。また、これからの地域の自然を守ることとその維持に自ら行動できる人材育成につながると考える。近隣の小中一貫校とも交流を深め『郷土を愛する子』の育成を掲げ教育保育を進めていく
①園外保育に関わる活動
②地域の人との連携の中で、五感で体験する活動
③両河内小中学校との交流(架け橋プロジェクトで活動を実施)
④リサイクルに関心をもち、廃材の活用や物を大切に使う 以上を柱に活動していきたい
