| 所在地 | 〒804-0023 福岡県北九州市戸畑区東鞘ヶ谷町4-1 |
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| 電話番号 | 093-871-3005 |
| ホームページ | http://www.kita9.ed.jp/sayagatani-e/ |
| 加盟年 | 2015 |
2025年度活動報告
生物多様性, 気候変動, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権
本校では継続して、ESDを各教科・領域における基本理念として、身近に起きている出来事を他人事としてとらえるのではなく、自分事としてとらえ、今何ができるのか、何をしなければならないのかというような実践力の育成を行ってきた。
活動分野を人権・環境を柱として、①平和に関わる活動 ②福祉に関わる活動 ③環境に関わる学習、④文化遺産の継承や国際理解に関わる活動について、以下の実践を行った。
●平和に係わる活動
本校では例年、各学年に応じて平和に関する学習を行っている。今年度は6月に行った6年生の修学旅行について、全校児童に千羽鶴の製作をお願いし、訪問地である長崎県の「長崎原爆資料館」に献納した。その際、平和集会を行い、代表児童による平和宣言を行い、いのちの歌を合唱した。戦後80年の節目の年に、平和への願いや思いを全校児童で共通認識し、学ぶ機会にすることができた。
●福祉に関わる活動
車いすバスケットボールの体験及び大会観戦(5年生)
北九州市で行われている車いすバスケットボールについて、体験、大会観戦を含めた学習を行った。車いすバスケットボールについては、子どもたちが事前に大会に参加する日本代表の選手との交流を行い、車いすバスケットボールなどについて学んだ。具体的には、選手の普段の様子や一般のバスケットボールとのルールの違いを学ぶことができた。また、大会を観戦することで、自分たちが交流したに感動を覚えていた。障がいのあるなしに関わらず、スポーツを楽しむことの大切さを学んでいた。
●環境に関わる活動
校区にある金毘羅池周辺の野鳥観察会(3年)
本校は、隣接して自然豊かな公園及び池がある。地域の自然について学ぶ機会として、福岡県の事業を活用し、日本野鳥の会北九州部の方に観察指導をしていただいた。様々な種類の野鳥が、校区に生息していることを知ることができた。さらに、野鳥が住み続けるためには、自然環境を守ることについて学びを深めることができた。
山田緑地や環境ミュージアムでの環境学習(4年)
4年生は、市内にある自然観察学習施設の山田緑地や環境ミュージアムでの環境学習を行った。約半世紀にわたって開発行為の手が加わっていない森の環境が保たれてきた緑地での木々や生物について学習を行うとともに、環境都市北九州市の取組について学習した。
北九州市環境首都検定(6年生)
毎年北九州市が行っている環境首都検定を6年生が受検している。持続可能な社会の構築のための人材づくりとして、環境を中心に問題が設定されており、ユネスコスクールの児童としての伝統と誇りを培う取組にもなっている。
●文化遺産の尊重
戸畑祇園山笠お囃子を聴く会(全学年)
戸畑を代表する祭りで、国の重要無形文化財となっている戸畑祇園大山笠の天籟寺山笠の方たちを招いて、お囃子を聴く会を行った。実際に太鼓や鐘を鳴らす体験も行った。中学生から山をかつげるようになるため、その希望者は減ってきている現状がある。200年以上続くこの祭りを継承していく人材を育てていく上でも大切な取り組みとなっている。
「小倉織」の体験(4年生)
江戸時代から続く地域の伝統的な織物文化である「小倉織」を講師の先生を招いて、一人一人が実際に手織りをする体験を行った。縦糸と横糸を交互に織りながら、それぞれに小倉織の特徴である独特の縞模様が出来上がり、織る楽しさや出来上がりの素晴らしさを感じていた。小倉織についても、調べ学習を行い、地域に残る伝統的な文化を継承していくことを大切に感じる心を醸成することができた。
来年度の活動計画
予測困難な時代の中で、これまでの活動を持続していくことを第一に考えていく。そのうえで、本校の教育課程編成ととリンクさせながら、ねらい、系統性の整理や新たな分野の開発を行っていく。
1 人権
平和:全学年での平和に関する学習
福祉:障害児者とのかかわりを通した体験活動、キャリア教育
国際理解:異文化交流
2 環境
環境保護(地域、北九州市内など、身近な環境から地球の環境へ)
3 文化遺産の敬称
地域の文化:世界遺産の見学や小倉織の体験活動
