• ふくおかしりつももちはましょうがっこう
  • 福岡市立百道浜小学校

  • Fukuoka Municipal Momochihama Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

所在地 〒814-0001 福岡市早良区百道浜4丁目24-1
電話番号 092-845-7750
ホームページ http://www.fuku-c.ed.jp/schoolhp/elmomoth/
加盟年 2014

2023年度活動報告

活動分野

環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等

 

【今年度の取り組み】~ 学習の中で ~

   ユネスコの理念とユネスコスクールの使命に立ち返る 「人の心を豊かにするために、何を学ばせるか」を教職員が意識した取り組み

 今年度は、学習単元を指定せず、各学年の生活科・総合的な学習の時間の中から単元をひとつ設定して取り組んだ。

その際に意識したのは、以下の「学習教材」への定義である。

① その学習は、SDGsのどの項目に当てはまるのか ② その学習を通して、児童は何を学ぶのか

ユネスコが提唱する教育理念、『学びの4本柱』を意識し、これまでの活動を価値付けしながら取り組むこととした。

 

 

4年生「百道浜環境守り隊」 ー 知ることを学ぶ ー

 例えば、4年生では、総合的な学習の時間で、地域環境について関心を持つ学習を行った。SDGsの17項目の中では、11番「住み続けられるまちづくりを」14番「海の豊かさを守ろう」に当てはまる。百道浜校区は、海に近く、通学路には緑道と呼ばれる緑豊かな並木道がある。また、本校は「花と緑とかがやく笑顔いっぱいの百道浜小学校」というキャッチフレーズにもあるように、PTAを始め、地域ボランティアの方々に協力をいただき、季節に応じたたくさんの花を校内花壇で見ることができる。そういった身近な環境を、校区内見学を通して関心を持つところから始めた。見学を通して浮かんできた素朴な疑問をもとに、GTを迎え、出前授業を実施することで、地域の環境は様々な人の手によって守られていることに子ども自身に気づかせていった。加えて、出前授業を通して学んだことをICTを活用しデジタル新聞としてまとめ、まとめた内容をもとに報告会を実施した。

 

【今年度の取り組み】~ 行事の中で ~

本校は多種多様な地域財にあふれた校区である。新型コロナウイルスの影響による行動規制が解除された本年度は、地域の「ひと」・「もの」・「こと」を活用した行事のRe:STARETを数多く実施することができた。

1年生・5年生「大相撲体験」

6年生「能楽体験」「勾玉作り」

4年生 「コンポスト体験」

全学年 「はまっぴフェスタ」(学校全体を会場にした、バザー)

 

 

 

 

 

 

 

 

来年度の活動計画

来年度以降の取り組み展望①

地域の「ひと」・「もの」・「こと」を活用する実践は、「人の心を豊かにするために、何を学ばせるか」というユネスコの理念とユネスコスクールの使命に立ち返った時、非常に効果的だったと考える。「天然芝の学校」という本校の誇りを起点とし、多種多様な地域財の発掘、活用をこれからも続けていきたい。また、教職員の入れ替わりがある中で、いかに全教職員が共通認識の下、実践していくかも大事な視点である。コロナ禍で取り組んできたこと、これまで百道浜小学校が地域と共に育んできた取り組みを一度整理精選し、持続可能な教育計画の作成に取り組んでいきたい。

来年度以降の取り組み展望②

教育DX化を推進してきた本校では、デジタルシティズンシップ教育の研修を重ねている。予測が難しいとされるこれからの時代の変化に対応していくために、情報リテラシーは必要不可欠である。情報に対して責任を持ち、かつ、より良くデジタルツール使いこなす人材を育成していくために、総合的な学習の時間をはじめ、教科横断的にデジタルシティズンシップ教育を位置付け、取り組んでいく。

 

 

 

過去の活動報告