| 所在地 | 〒836-0881 福岡県大牟田市米生町2-26 |
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| 電話番号 | 0944-53-6032 |
| ホームページ | http://www.e-net21.city.omuta.fukuoka.jp/yoneo-jh/ |
| 加盟年 | 2012 |
2025年度活動報告
減災・防災, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 福祉
本校は、令和4年度より小中一貫教育を推進し、小中9か年を見通したESDに取り組んでいる。校区内には大牟田特別支援学校や世界文化遺産「三池炭鉱宮原坑・専用鉄道敷跡」があり、さらに「認知症SOS模擬訓練発祥の地」として、認知症高齢者を地域全体で支える先進的な取組が行われている。こうした地域の特色を生かし、「地域とともに生きる」をテーマに、「福祉学習」「世界遺産学習」「キャリア学習」を柱とした探究的な学習を展開している。学習では地域人材を積極的に活用し、つながりを尊重する態度や、多面的・総合的に考える力、未来を見据えて計画を立てる力の育成を目指している。

○1年生は、世界遺産学習の一環として、大牟田市世界遺産・文化財室から講師を招き、地域にある様々な世界遺産をどのように守っていくかについて学習した。その後、実際に宮原坑に行き、どのような思いで大雨災害に対する災害復興・防災工事に関われたのか、また地震対策に対する建物の耐震化を図られたのか、その思いや苦労を知るとともに、地域の宝を守るために自分たちに何ができるかを考えた。

○2年生は、キャリア学習の中で地域人材を活用し、元炭坑マンや元三井三池製作所技術者を講師に招き、当時の暮らしや仕事の苦労、炭塵爆発時の救済について学んだ。さらに、様々な職種の方から「誰のために、何のために働くのか」についてお話いただいた。生徒たちは、その後のグループワークで未来の大牟田市に必要だと思う仕事について、アドバイスをいただきながら対話を重ね、地域のよさや課題を踏まえた提案をプレゼンとして発信し、学習発表会ではGTから講評を受けた。

○3年生の福祉学習では、地域の絵手紙ボランティアの方々を講師に招き、絵手紙制作に取り組んだ。集中して丁寧に色づけを行った後、お年寄りに心を込めたメッセージを添えた絵手紙を仕上げた。受け取った方の笑顔を想像しながら心温まる言葉を考える様子が見られた。
来年度の活動計画
次年度は、「地域とともに生きる」をテーマとした学習をさらに発展させ、学びを実践や発信につなげる活動を充実させることを目指す。福祉学習では、認知症SOS模擬訓練や高齢者との交流などの体験活動を通して、共生社会の実現に向けた自分たちの役割を考え、安心して住み続けられるまちづくりのための取組を推進したいと考えている。世界遺産学習では、宮原坑をはじめとする地域の文化財を守り伝えるために自分たちにできることを考え、発信する機会を増やす。キャリア学習では、地域の企業や団体と連携し、体験学習や課題解決型学習に取り組むことで、将来の生き方や働く意義について主体的に考える力の育成を図る。
