• ひろしまけんりつやすふるいちこうとうがっこう
  • 広島県立安古市高等学校

  • Hiroshima Prefectural Yasufuruichi High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒731-0152 広島市安佐南区毘沙門台3-3-1
電話番号 082-879-4511
ホームページ http://www.yasufuruichi-h.hiroshima-c.ed.jp/
加盟年 2013

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困

本校は、校訓「仰高」の精神のもと、高い志をもってこれからの社会に貢献できる人材の育成を教育理念としている。この理念のもと、ユネスコスクールが重点的に取り組むべき3つの分野との関連を意識しながら、以下3つの力の伸長を目指し、教育活動に取り組んでいる。

①多様な価値や意見を尊重する中で、自分の考えを作り適切に行動する力

②果敢に挑戦し、粘り強く努力を続ける力

③コミュニケーションを取りながら、他者と協働して社会に貢献する力

これらの力を伸ばす教育活動の場として、本校が中核に位置付けているのは、「総合的な探究の時間(仰高ゼミ)」である。

1学年の仰高ゼミでは「毘沙門台クエスト」と題した探究活動を行った。この活動では、生徒が実際に地域住民と言葉を交わし、地元のイベントに参加する中で、聞いたことや感じたことを分析し、高校生として地域課題解決に貢献するための企画を立案の上、地域住民を招いて発表会を開いた。

2学年の仰高ゼミでは、「知の冒険」と題した探究活動を行った。これは、社会の多様な課題への解決策を模索し、考えをポスターにまとめて発表する活動である。生徒が選出した課題は、社会問題のみならず、地域活性化のための文化遺産活用に至るまで多岐にわたり、質疑応答の場を、双方向的な提案の場として積極的に活用した。この発表には聴衆として、1学年生徒も参加しており、世代を超えた学びの場としても機能していた。

校外イベントへは、生徒が、個々の関心に基づいて各々に参加しているが、その中でも特に参加者が多かったのは、グローバルスタディーズプログラムである。このプログラムでは、様々な国からの留学生と交流する中で、自分自身についての理解を深めたり、お互いの国の文化や習慣を尊重する姿勢を涵養すべく、SDGsや多様性について議論を行ったり、グループでの意見発表などを行った。

来年度の活動計画

来年度も、総合的な探究の時間を中心として、「持続可能な社会の形成に係る活動」、「人権尊重に係る活動」、「課題発見・解決に係る探究活動」を継続、深化していくとともに、<自律>「高い『志』を持って、多様な価値や意見を尊重する中で、自分の考えを創り適切に行動する」、<挑戦>「高い『志』を持って、果敢に挑戦し、粘り強く努力を続ける」、<貢献>「高い『志』を持って、コミュニケーションを取りながら、他者と協働して社会に貢献する」生徒の育成を図る。また、地域との連携(地域探究や防災訓練、門松づくりなど)を継続、姉妹校との交流を通じて、国内外の様々な人と積極的に協働することで、複数の視点で物事を考える力を養うとともに、自らの生き方を創造する。

過去の活動報告