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加盟年 2011

2025年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 気候変動, 環境, 持続可能な生産と消費, 食育

今年度本校のESD学習のテーマは、『「地球環境を守ろう」~自分達にできる取り組みをしよう~』として活動を行った。そして以下4点をねらいとし、活動に取り組んだ。
①次の世代にも豊かな自然の恵みを受け継いでいくために、作物を育て、循環させていくことで「持続可能な社会の担い手」としての考え方や、知識、技能を身につける。
②栽培学習やテーマ活動で学んだこと、感じた事に関する疑問点を各教科で横断的に関連させ、調べ、まとめることで新たな知識を深化させる。
③収穫祭を通して、食の喜びとお世話になった人々に感謝の気持ちを表現する。
④地球環境を保全していくことの必要性を理解し、そのための知識と態度を養う。
具体的には通年で以下の活動を行った。

①動物園学習(小学校)について

小学校では隣接する釧路市動物園において、年3回の動物園学習を行う。学年ごとに担当する動物を決め、えさの仕込み、獣舎の清

掃、給餌など、一連の作業を体験する。その飼育体験を通して、命の営みに触れ、かけがえのない生命の尊さを学ぶ。

②栽培学習(収穫祭)について

栽培学習では、作物を育て、循環させていくことで「持続可能な社会の担い手」としての考え方や、知識、技能を身につけることをねらいとしている。
また、畑の区画整理や土起こし、土づくりや畝づくりなどの作業には、地域の方々にもご協力をいただき、この活動を維持することができている。
そうした地域の方々や家庭への感謝の気持ちを込めて、9月に収穫祭を行った。育てた野菜を児童生徒たちが調理し、振舞うことができた。
また、昨年度から試験的に行った、地域の商業施設での野菜の販売を、今年度から本格的に実施した。こうして生み出した売上金は、ユニセフへの募金と、次年度の活動資金になる。今後の自分たちの活動を自分たちで支え、世界の社会問題の解決に貢献することを実感できる活動となった。

③個別のテーマ活動について

子どもたちは、未来の地球を守るために、小さなことでも、自分達でできることを考え、それぞれで課題を設定し、調査・実験などの活動を通し、課題解決学習を行った。今年度の児童生徒の探求テーマは以下の通りである。

<小学生>

・あさがおの1年

・幼稚園の子にリサイクルのことを伝えよう(グループ発表)

・なぜ熊が増えたのか

・海と山の豊かさを守ろう

・廃油を海に流さないために

<中学生>

・『募金の種類はどうなっているの?〜世界の貧しい国を助けるには?〜山花にあう募金先は?

・廃油とみかんの皮で キャンドル作り〜苦しむ生き物たちを救おう〜

・プラスチックで アクセサリー作り

・廃油でキャンドルづくり〜ゴミを再利用〜

・不要になったプラモデルのランナーを再利用して

・キーホルダー作り 〜プラスチックを無駄にしない~

・捨てるものを活用して野菜を作ろう

・使った油で石鹸作り

・野菜・果物で絵の具づくり「何ヶ月でプラや紙を土壌で分解できるのか」

・山花昆虫図鑑 2025年Ver

・蕗紙作り 〜木の伐採量は削減できる?〜

    

来年度の活動計画

2026(令和8)年度の活動計画では、基本的に昨年度・今年度の流れを踏襲し、更に活動内容を深化させて行っていく予定である。ESD学習については特に、反省・次年度の方向性を教職員と児童生徒とで今年度の内に見通し、児童生徒が自分たちで次年度の学校としての主なテーマを決定し、反省を生かした活動を展開していく構想である。また、今年度も児童生徒会活動において『ユニセフ募金』『書き損じはがき回収』『地域清掃』を児童生徒の発想から活動を行うことができた。地域と連携して、『エコキャップ集め』『リングプル集め』も実施中である。特に、地域の商店と協力をし、学校でとれた農作物の販売等をさらに充実させ、地球環境改善への取り組みと、地域活性化にも力を入れていく。今後は、授業の時間だけではなく、実生活の中で生かせるような学習活動に繋げていく。これらの活動を通し、『SDGsを少しでも達成するために自分たちでできること、学校できること、世界でできることって何だろう』と疑問を持ち、実践できる子どもたちの育成に力を注いでいきたい。

過去の活動報告