• つるがけひこうとうがっこうふぞくちゅうがっこう
  • 敦賀気比高等学校付属中学校

  • Tsurugakehi Junior High School Attached to Tsurugakehi High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 気候変動, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 貧困

所在地 〒914-8558 福井県敦賀市沓見164-1
電話番号 0770-24-2150
ホームページ http://tsurugakehi.ed.jp/
加盟年 2012

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 健康, 貧困

本校は、「時習・自律・慈愛」という校訓の元、ユネスコスクールが重点的に取り組む三つの分野を通して、持続可能な社会づくりの担い手を育むべく総合的な学習の時間や各教科の学習などで得た知識など利用して生徒の総合的な力の育成することを目標とした。具体的には、今年度は、従来の環境や生物多様性に加えて、国際理解や貧困について考えていきたいとする生徒が増えた。また人権デーの取り組みに合わせ人権作文などにも挑戦した。今年の主な活動は以下の通りだ。

ラムサール条約登録湿地である中池見湿地で企業(株式会社アイシン福井)の方と昔ながらの方法で稲作をして、希少動植物を保護・活性化を行う。また伝統農法を受け継ぐ。更に、その米を地元の子ども食堂に寄贈して役立ててもらうこととした。稲わらについても、大切に保存し、しめ縄飾りの作りに挑戦した。2月15日には、NPO法人中池見ねっと主催の「中池見フォーラム」にて発表する予定である。またそのフォーラムには株式会社アイシン福井の方も発表者として登壇される予定である。
気比の松原のマイクロプラスチックの回収やゴミ拾いも続けている。今年は、拾ってきたゴミを利用してアート作品を造り、つるが環境フェアで紹介した。
学校の三面ブロックの溝にいつの間にか住み着くようになったホタルの謎を考えるグループはエサとなるカワニナの放流なども行った。またそのグループは食糧について考えることに興味を持ち、肥料の量を変えたサツマイモ作りにも挑戦してみた。
昨年、地域の観光に役立つARマップの作製を行ったチームは選ばれるマップになるよう工夫をしている。。
昨年から始めた台湾にある左営高級中学校との交流では、on-lineでの交流を続けてきたが、2月24日から3泊4日の日程で台湾を訪問する予定である。3年生25名が左営高級中学校を訪問し、授業や部活動を見学し、その後、台湾の高校生5名と本校5名程度の生徒が一つのグループを作り、高雄市の街を探索することになっている。

来年度の活動計画

来年度もSDGsの17のテーマの中から、生徒達が取り組みたいと思うことを、自由に総合的な学習の時間に行いたい。その際には、ほかのユネスコスクールの活動を紹介するなど、生徒の視野を広げる活動にも力を入れたい。今年は、on-lineでの交流だけでなく、実際に海外へ出かける機会を作ることができたので、それらを踏まえて、さらなる異文化学習や国際理解教育を拡大していきたい。人権デーへの取り組みが、いじめなどについて考える機会にもなったので、来年度は国際デーの取り組みを二つと決めずにそれぞれの国際デー紹介から活動を生徒たちの気づきを生み出したい。

過去の活動報告