• とよなかしりつだいにちゅうがっこう
  • 豊中市立第二中学校

  • Toyonaka Municipal 2nd Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒560-0056 大阪府豊中市宮山町2-1-1
電話番号 06-6843-5288
ホームページ http://www.toyonaka-osa.ed.jp/cms/jh02/
加盟年 2012

2025年度活動報告

活動分野

文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, ジオパーク, その他の関連分野

豊中市立第二中学校   2025年度活動報告

活動分野

国際理解, 平和, 人権, 福祉, その他の関連分野

本校は、持続可能な社会の作り手として、未来社会の形成に参画するための資質・能力を形成することを目指し、「違いを認め合い、すべての人が持続可能な社会を推進する生徒の育成」を目標とした。具体的には、①国際平和に係わる学習、②発達障害学習、③福祉体験学習、④地域と共に生きる学習を行いました。
① 国際理解・国際平和に係わる教育(全学年)
今年度も全学年対象に『戦火の子どもたちに学んだこと イスラエル、ウクライナ、アフガニスタンを取材して』という表題でフリーランスジャーナリスト、西谷 文和氏の講演を行いました。「戦争はなぜ起こるのか」「イスラエル、ウクライナで暮らす人々や子どもたちの現在の様子」「アフガニスタンで用水路をつくる活動をされていた中村哲さんいついて」、「中東の国の関連について」などの最新映像とお話をしていただきました。

【生徒の感想の一例】≪みんなの感想文から≫

☆今まで漠然と「この辺で民族の違いで戦争しているんだな」と思っていたのでそれに至るまでの歴史や背景を知ることができてよかった。平和は単に兵器を取り締

まったりお互いに話しあったりするだけじゃどうにもつかみ取れないものなんだと改めて状況の複雑さを知りました。

☆私たちが当たり前にできていることが戦争をしている国はできないから今当たり前にできていることに  感謝しながら生活をしようと思いました。自分の国が戦争していて身近な人が次々と殺されると考えるとほんとに残酷で戦争はしたくないととても思いました。

☆以前にお話しを聞いた時は3万人の方が殺されたと言ってましたが、今では4万5000人になっていると知ってやはり戦争は私が知らない間にも続いているということを改めて感じました。平和はみんなが平和だと思って初めて平和になると聞いて、日本はまだ完全な平和ではないという考えもあるんだと思いました。

☆地球温暖化の原因が戦争が一番多いと聞いて知らないことがたくさんあると思った。お金持ちの人がテレビや新聞、SNSなどを買収して、悪いことを隠しているから、そのことを少しずつわかっていくことが世界平和につながると思いました。

☆こういう戦争の話を聞いたり授業を受けると、日本はとても恵まれていると思う。爆弾や銃撃のことを平和の反対だと思っていたけど、いじめや自殺なども平和の反対のものなんだと思いました。

☆改めて今、世界で起きている国同士の戦争や国内での内乱がどれほどの命を奪い、危険にさらしているのか、その悲惨さを知ることができました。戦争は人の命だけでなく環境や文化、人々のつながりを巻き込んで壊してしまうものだと気づきました。

☆今一番印象に残っているのは、TikTokで戦争をしている人をあおっている動画です。それを見たら自分でも腹が立つし、戦争の被害を受けた人はもっといらだって戦争を過激化させていくと言っていました。だからこうやってあおることが人の命を奪っていることに気づいてほしいです。

☆お金持ちの人がネットやテレビを買い情報を操作したり戦争をすることでお金が増えるから戦争をしようと思う人がいることにすごく驚いたし怖くなった。フェイクニュースによって戦争が広がっていくことを知り、ネットって本当に怖いなと思いました。

☆国の西側と東側では全然違っていてどちらかのほうでは無差別になぐられていたり、もう一方ではおしゃれな場所があったりして不平等すぎると思った。中村さんのように大きなことはできないけど協力して何かできるかもしれないと考えさせられた。

*他の取り組み

【1年生の取り組み】

①1年生では、10月10日に豊中市国際交流センターの方にお越しいただき、国際理解教育を進めていくきっかけとなる講演をしていただいた。

【目的】

・多文化共生について考える必要性に気づく。

・身の回りに差別や偏見があることを知り、差別や偏見を受けるとどのような気持ちになるのか考える。

・人は生まれながらにして一人ひとり違い、それぞれに良さがある。そして、そのよさを互いに認め合い、さらには自分自身も大切に出来るようになってほしい。そのために、多文化共生を学ぶきっかけとして講演していただいた。

②様々な人とかかわるために『上流階級仲間入りゲーム』などで理解を深めた。

・・・・・・・・資料①

➂JICAの方々との交流  15カ国・19人の方との交流

10月27日(月)5,6限 国ごとの聞き取りグループ分け、聞き取り方法の説明

11月11日(火)1限   JICAの方訪問 聞き取り

11月13日(木)1限 調べたこと・聞いたことをまとめ12月発表交流をした。

【2年生の取り組み】

【目的】人権学習に取り組むことで、多文化を認め合い、ともに生きていくことの大切を理解する(実施計画:全4時間)

①1月16日(金)6限目(50分): 各教室 アンコンシャスバイアス学習)

・・・・

2月 5 日(木) 1限目(45分): 各教室 世界の差別・異文化理解 (国際理解学習)

2月16日(月)  5・6限目(50分×2) : 体育館 (JICA 講演会)

【3年生の取り組み】

3年生は沖縄修学旅行で平和祈念公園やアブチラガマ、道の駅嘉手納を訪問し平和学習のまとめをしました。2年生は修学旅行に向けて事前として、学習ワークシートを使って「琉球・沖縄の歴史」を学び、「沖縄戦」の特徴を表すキーワードを提示し、調べ学習を行っています。

② 発達障害・人権に係わる学習(1年生)
本校はインクルーシブ教育を推進していますので、各クラスには様々な個性の生徒がいます。様々な個性を持った生徒たちが生活するクラスを考えるために、今回は「発達障がいってなんだろう」という一つのテーマで、5月にNPO法人サンフェイスを講師として招き、発達障がいの特性について考えました。そして、様々な個性のある人と一緒に過ごすうえで大切にしたいことを学びました。グループワークを通して、より良いコミュニケーションの方法「視覚的・具体的・肯定的」について学び、全ての人にとって過ごしやすい環境をつくるにはどうすれば良いか考えました。発達障害について理解し、発達障害はグラデーションのように区切りがなく、お互いに「視覚的・具体的・肯定的」にコミュニケーションを取り、助け合うことで良い環境を作り出すことができ、それを自分なりにやっていきたいと多くの生徒が考えることができました。しかし、日々のクラスの人間関係のもつれの中で「やってもらって当たり前と思っている」と相手に対して否定的にとらえている生徒の考えも少数ながら存在します。今回学んだ考え方を、今後時間をかけながら、お互いの理解にむけてクラスづくり、学年集団づくりに活かしていきたいと考えています。また将来、卒業後も生徒たちには様々な個性の人がいる地域に根差して生活し活動をします。このように地域住民が共に生きやすいような心の土壌を育てることこそが、本校ができる地域のESDの一つであると考えます。

【生徒の感想】

☆発達障がいのはなしを聞いて自分も周りの人がそうゆう人だったら助けてあげれたらと思います。

☆自分もADHD?みたいで、すぐ人の言っていることを忘れたり動いたりしないと落ち着かない性格でちょうどなやんでいましたが、この話を聞いて人の話を聞いて忘れたときは周りに助けてもらえたらいいんだなと思いました。今日はお話をしてくださりありがとうございました。

☆自分では当たり前にできることでも、発達障がいの人にとっては、それが当たり前にできることではないと思った。もし、自分が発達障がいの人を見かけたり、困ってたりしていたら、助けてあげられるよう、今日聞いた話をしっかりと頭のすみにでもいいから残しておきたいです。

☆発達障がいの人が悪いわけじゃない!から悪く言う人がいたら、自分が間に入ってあげて、助けてあげたいです。そのために少しでもいいから発達についてもっと勉強してみたいです。

☆発達障がいだからといってさけたり、ばかにするのではなく助け合ったりするのが一番理想的な社会なんだろうなと思いました。でも日本はやはりばかにしたり、さけたりすることはよくあるので差別のない日本にするためにも自分たちがそうゆう人たちを助けたらきっとそうゆう日本になるんだろうなと思いました。今日初めて発達障がいについてよく考えたので以前よりもさらに障がいがある人たちを助けれたらいいなと思えたし、自分の得意、不得意を生かして他の人を助けたり、助けられるような個性をみとめ合える社会にしていきたいなと思いました。

☆今回サンフェイスの方が話してくださったことには、共感することが多々ありました。と言うのも、私は先生から話を聞いて、合っているのに他の人に聞いたり、授業中に辺りを見渡して、何をするのか確認することがあります。そのため、今日の授業でおっしゃっていた障がいと似たような所があるのかもと思いました。

視覚や聴覚などに障がいを持つ人の気持ちを感じてみて、大変だと思ったので、人を助ける事を多くしようと思いました。

③ 福祉体験学習・人権に係わる学習(1年生)
車いす体験(福祉体験)を行いました。校外に出て実際に車いすを押したり、車いすに乗る体験をすることで“車いすを使用する人の視点”を感じる貴重な機会となりました。大学生の方たちのサポートのもと、車いすを押すときに注意が必要なポイントを教えてもらいながら、相手の気持ちになって車いすを押すことが出来ていました。

【生徒の感想】★車いすに乗った感想★

・相手がゆっくりおしてくれたので、スムーズに進むことができた。しかし、道がみぞに向かって坂になっているところがあり、みぞにはまりそうで少し怖かった。

・車いすに乗ると、想像していたよりも目線が一気に低くなり、普段よりも車や自転車が大きく見えた。

・前からいきなりバイクがきたときに、自分の力ですぐに逃げることができない恐怖を感じました。

・障がいがあり、毎日車いすを使った生活をしている人のことを考えると、複雑な気持ちになった。

・下り坂のときに車いすから落ちないように後ろ向きに進んだが、先が見えないため怖いと思った。

★車いすを押した感想★

・車いすを押す人と乗る人の体格差が大きいと大変そうだった。

・坂道では、押すときにあまり力を加えすぎると急にはやくなったり安定しなくなり、力加減が難しいと感じました。

・車いすは以外と軽く、人の重さをとても実感しました。特にブレーキをかけても、人の重さでそのまま前にどんどん進んでしまい、コントロールがきかずに難しかった。

★福祉体験を通して、これから意識しようと思ったこと★

・車いすに乗っている人や障がいのある人がいたら、通りやすいように道をあける。

・点字ブロックの上で止まらないことや、ヘルプマークをつけている人がいたらその人が過ごしやすいように配慮することが大切だと思った。

・これからは困っている人がいたら「大丈夫ですか?」と声をかけて、今回経験したことを1年後、10年後にいかせるようになりたい。今回学んだことを忘れないようにし、今の自分の手が届く範囲でいいから人助けができるようになりたい。

④ 地域と共に(竹林の保全、地域のつながり)
今年度も12月に地域の竹林に行き、PTA・地域の方々や阪大の竹林を守る会の方々と、門松に使用する竹を切り出しました。全校朝礼で生徒たちに竹林の存在と門松づくりの様子を知らせるとともに、大切に守っていく心を育成することができました。本校の門松には特色があり,「笑い竹」と呼ばれる節近くを切り取ることによって門松が笑っているように見えるものです。1月には、3年生の入試祈願と1・2年生の幸せを願って餅つき大会を実施しました。また、校区の連携としては、11月は地域スポーツフェスティバルを行い、保育園・幼稚園・こども園・小学校・中学校・地域スポーツ団体が集まりスポーツを通して地域のつながりを深める行事をしています。

 

来年度の活動計画

来年度の活動計画【来年度の活動計画】
来年度の今年度と同様に「多文化共生~国際社会を生きる人材の育成~」を活動テーマとして、SDGsの実践を通して、持続可能な社会の担い手を育て、多様な価値が存在する国際社会を豊かに生きる力の育成を目標とします。
今年度同様、①国際理解に係わる活動 ②国際平和学習 ③人権に係わる学習 ④地域共同を中心に学習・体験・活動をします。
① 国際理解にかかわる活動
次年度は、外国の中学生との来校していただいての交流やオンライン等を利用した交流を再開していきたい。今年度、一部ではあるが豊中市の姉妹都市であるサンマティオとも交流ができたので、学校間同士の交流を進めていきたい。また、今年度と同様に、豊中国際交流センターとタイアップして講師を依頼する予定です。さらに、阪大の国際交流センターが校区にあるので、日常生活においても多文化共生について考える機会が多い地域なので日常的な交流を目指していきたいと考えています。(サンマティオとの交流、万博にて)


② 国際平和にかかわる教育
現代の国際社会において、平和を維持するためにはどうすればよいか、生徒たちに考えさせる機会を与える。そのために、今年度と同様に外部から講師を招き、体験談をもとにした講演会を企画している。する。その前段階として各学年で平和に関する調べ学習(修学旅行で行く沖縄戦について)を行予定にしています。
③ 人権にかかわる学習

人権について考える講演会を持ち人権を考える機会を持つ。インクルーシブ教育を推進し、様々な個性のある人々と共に持続可能な社会の担い手を育て体と考えています。
④ 地域共同
地域と共に生きる生徒の育成、地域の環境を考え保存してい

く生徒の育成を目指したいと思っています。

過去の活動報告