• みやぎけんたがじょうこうとうがっこう
  • 宮城県多賀城高等学校

  • Miyagi Prefecture Tagajo Senior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 気候変動, 国際理解, 持続可能な生産と消費, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

所在地 〒985-0831 宮城県多賀城市笠神2丁目17-1
電話番号 022-366-1225
ホームページ https://tagajo-hs.myswan.ed.jp/
加盟年 2017

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 気候変動, 環境, 国際理解, 持続可能な生産と消費, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本校は、「東日本大震災の被災経験をもとにした様々な活動を通じて、自身の防災意識を高めるとともに、科学的視点から防災・減災を考え、自らが他者と交流する防災教育」をテーマとして、ESDを防災教育の中心と捉え、ESDの実践を通して批判的に考える力や多面的・総合的に考える力の育成を目標としている。具体的には、①防災学習に係わる活動、②自然科学に係わる学習、③国際理解に係わる活動をプログラムの柱にESDに取り組んでいる。

①防災学習に係わる活動
将来の宮城を支え、自主防災組織等における次世代のリーダーなど将来の地域の防災活動の担い手の育成を目的として、防災に関する知識・技術の習得、防災・減災意識の向上、東日本大震災の教訓の伝承に係わる活動を行った。
1月には全国の高校生が、自らの課題研究などの成果を発表するとともに、防災・減災に関するワークショップなどを通して意見交換することで、東日本大震災の経験と教訓を後世に継承し、国内外の防災・減災に貢献するため、「東日本大震災メモリアルday」と称し、研究発表会を実施した。
11月には、被災時の対応や、地震などの自然災害への備えについて考えてもらう機会を提供することで、防災意識の向上をさせることを目的として、イオンモール新利府南館で開かれた「ぼうさい教室」に災害科学科1年生が参加した。本校は、巨大地震が発生した後にさらなる地震が発生する確率をくじ引きで体感する体験活動、グループに分かれ地図を用いて注意情報下での行動や備えについて考える「図上訓練」を実施し、北海道・三陸沖後発地震注意情報の普及啓発をした。

②自然科学に係わる学習
9月には、各学問分野への興味関心の向上及び課題発見力の育成を目的として、普通科1年生を対象としたフィールドワークを実施した。歴史学、食品科学、物理学、工学、土木工学、生物学、海洋学などをテーマに6つのグループに分かれ企業、施設、団体での体験的な学びを行い、地域の抱える課題及びその解決策について考察した。

③国際理解に係わる活動
インドネシアにあるサンタローレンシア校とのオンライン交流を通し、両国の文化についての相違点・共通点を知るとともに、①防災・減災のためにできる取り組み、②持続可能な開発のための資源利用について考えた。①、②を踏まえ、各校の生徒を混合したグループで課題とそれに対する解決策について英語でプレゼンテーションを行うことで、国際社会を取り巻く諸課題についての理解を深めるとともに、英語での発表技術の向上を図った。

来年度の活動計画

4月  多賀城・七ヶ浜巡検(災害科学科1年)
先端研究講話(1年)
7月  栗駒・気仙沼巡検(災害科学科1年・2年)
関東巡検(普通科2年)
9月  普通科フィールドワーク(普通科1年)
10月 浦戸巡検(災害科学科1年)
ぼうさいこくたい(災害科学科1年・2年)
世界津波サミット
ESD校内学習発表会
12月 食文化教育フォーラム(災害科学科2年)
1月  東日本大震災メモリアルday
2月  石巻・女川巡検(災害科学科1年)
3月  仙台防災未来フォーラム(災害科学科1年・2年)
つくばScience Edge

過去の活動報告