• ひょうごけんりつすもとじつぎょうこうとうがっこう
  • 兵庫県立洲本実業高等学校

  • Hyogo Prefectural Sumoto Industrial Senior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野海洋, 環境

所在地 〒656-0012 兵庫県洲本市宇山2丁目8-65
電話番号 0799-22-1240
ホームページ http://www.hyogo-c.ed.jp/~sumoto-ihs/
加盟年 2017

2023年度活動報告

活動分野

海洋, 環境

本校は、 「健康・ 誠実」 を学校理念として、ユネスコスクールが重点的に取り組む目標 (持続可能な開発および持続可能なライフススタイル)を通して未来を創造する力の育成を目標とした。

 

①三海峡クリーンアップ作戦

三海峡(鳴門海峡、 紀淡海峡、 明石海峡) クリーンアップ作戦に主催者側として参加。紀淡海峡会場にて、企画・運営を高校生が中心的に行い、地域住民の方と共にイベントを盛り上げた。同会場には200人以上が参加した。ただクリーンアップするだけではなく、集めたゴミに目と口のステッカーを貼ることでゴミモンスターを作ったり、皆の環境に対する想いを付箋に書いてボードに貼り付けて巨大渦潮アートを完成させ、参加者に楽しんで頂くことができた。

 

② Wood Luck プロジェクト

自然豊かな淡路島だからこそ抱える獣害の問題に着目し、この問題を多くの人々に知ってもらい、少しでもそれを解決することを目的として、 10月21日(土)と22日(日)に、城下町洲本再生委員会が主催する 「レトロなまち歩き」 において、ブースを出展した。南あわじ市八木馬回集落で獣害対策として伐採された木を加工した鍵かけボードを商品開発し、それをイベントで販売した。 また同商品を自らつくることができるワークショップを行った。また、地元の小学校で出前講座を行い、獣害に関する講話や現地の視察を行うと共に、獣除けの木製ふうりんを制作して頂いた。

 

③ 竹取物語~ものづくりで放置竹林解決~

前年度から授業等で放置竹林問題について学び、「ものづくり」でこの地域課題を解消しようとプロジェクトを立ち上げた。「遊ぶ」、「アートする」、「食べる」、「焼く」の4つ発想で対策を表現し、主に本校文化祭で披露した。「遊ぶ」では、回転する竹を並べた長さ4メートルの滑り台「ローラーコースター」を製作した。「アートする」では、竹灯籠を製作した。「食べる」では、割った竹を燃料に使い、焼き鳥や焼き芋を熱して模擬店で提供した。「焼く」では、使い終わった竹等を窯で焼いて竹炭を作り、全校生徒に配布した。また地元イベントにおいても販売を行った。竹灯籠においても、地元のイベントで展示すると共に、竹灯籠を製作できるワークショップを行った。

 

来年度の活動計画

次年度も、これまでと同様に学校の特色を生かし、環境・海洋に関する取り組みを計画している。

未来を創造する力の育成を目標として、持続可能な社会の実現や未来の創造において、自らで行動できる、また人と繋がりをもち行動できる人材育成したい。

また島内唯一の専門高校として、近年、地域交流や地域貢献に重点を置いているが、今ある活動を更に発展させるとともに、新たな活動を推進していく所存です。

過去の活動報告