| 所在地 | 〒656-0012 兵庫県洲本市宇山2丁目8-65 |
|---|---|
| 電話番号 | 0799-22-1240 |
| ホームページ | http://www.hyogo-c.ed.jp/~sumoto-ihs/ |
| 加盟年 | 2017 |
2025年度活動報告
生物多様性, 海洋, 気候変動, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費
兵庫県立洲本実業高等学校は、「誠実」「健康」という校訓のもと、地域社会を支える専門的な技術と豊かな人間性を備えた「こころ豊かな産業人」の育成を目指しています。特にユネスコスクールとして、「環境保全」と「地域貢献」を核としたESD(持続可能な開発のための教育)を全校組織で推進しています。
主な活動の柱の一つが、ユネスコクラブを中心とした地域課題解決プロジェクトです。高齢化で整備が進まない放置竹林を切り出し、竹灯籠や「竹筒茶碗蒸し」として活用する「Kaguyaプロジェクト」を継続的に行っています。また、海岸清掃のイベントを企画し海の環境を守る「うずプロジェクト」では、海洋保全を「面白いアクション」に変える取り組みを生徒主体で実践しています。さらに海洋保全と関連して、鳴門の渦潮を次世代にも魅力をつなぐための「WE LOVE UZU project」を進めています。
学科ごとの専門性を活かした活動も活発です。機械科では、地域の要請に応じた製品製作(線香押し出し機やロケット発射台等)や、小中学生向けの出前工作教室を通じて、磨いた技術を次世代に還元しています。電気科では、「蓄電池人材育成プログラム」を導入し、次世代バッテリーの研究や工場見学を実施するとともに、淡路島のカーボンニュートラル実現に向けた提言や、電動モビリティを活用した観光マップの作成を行っています。地域商業科では、地域探究プログラム(ちいぷろ!)を軸にフィールドワークを行い、地元店舗と連携した商品開発等に取り組んでいます。
さらに、学科を横断した連携や外部機関との協働も特徴的です。電気科のエネルギー研究と商業科の観光企画を融合させたマップ制作、警察・消防と連携した啓発動画や看板の制作など、地域全体を学びの場としています。また、生成AIパイロット校としてICTを積極的に活用しています。
これらの多角的な活動により、生徒たちは専門技術の習得に加え、課題を「自分事」として捉え解決する実践力を養っています。その成果は、ユネスコクラブのボランティアアワード準大賞、地域探究プログラム全国ステージにおける理事長賞受賞という成果を残しました。
