• いなぎしりつしろやましょうがっこう
  • 稲城市立城山小学校

  • Inagi Municipal Shiroyama Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒206-0803 東京都稲城市向陽台6-17
電話番号 042-379-0700
ホームページ https://www.fureai-cloud.jp/shiroyama/
加盟年 2014

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, その他の関連分野

ESDカレンダー(ESD年間実施計画)に明記されている取組内容を中心に、以下のような活動を行った。
①米の栽培活動(高学年)
学区域の人材を生かして、バケツ稲による栽培活動に取り組んだ。種籾の植え付けから、水やり、雑草取りを経験、収穫、乾燥、脱穀、精米に至るまで一貫して取り組んだ。これまでのノウハウを最大限に生かし、土づくりから挑んだ本年度は、昨年度の収穫量の1.5倍となり、大きな成果を上げることができた。
②通学区域内地域の自然環境学習、保育園児との交流(低学年)
近隣の公園等に出掛け、春夏秋冬の植物や野鳥等を観察したり、木の実を採取して持ち帰り、図画工作の素材として活用したりした。また、近隣保育園の園児を招待し、図画工作で作成したおもちゃを使って一緒に遊ぶ機会(おもちゃランド)をもった。とても好評だった。
③世界文化遺産に関する学習(中学年)
近隣の図書館や体験学習館等を生かして調べ学習等に取り組んだ。また、地図の見方について、独自のプログラムを作成し、指導を行った。グローバルな視点を身に付けることができた。
④福祉体験学習(中学年)
市社会福祉協議会や展示活動団体等による車いす・白杖体験や点字・手話体験等を実施し、障害者との交流の手立てを身に付け、将来における福祉とのかかわりを考え深める活動を実施した。
⑤環境学習の発表・ポスター応募(中・高学年)
水の再生やごみのポイ捨て禁止や資源のリサイクル等に関わる学習を通して、ポスターや新聞、日誌を作成し、表彰された。
⑥警察署、消防署等の協力連携による安全教育・防災体験学習(全学年)
セーフティ教室、不審者侵入対応訓練、緊急時通報(警察・消防・セコム・市教委・防災設備会社)、消火器操作訓練、アレルギー対応訓練、救命救急訓練、着衣泳等を実施し、本番を想定した緊迫感のあるシミュレーションに全校で取り組んだ。
⑦外国語文化との出会い(全学年)
市の支援による近隣の外国語履修の大学生を活用したゲストティーチャー授業を行った。外国語による外国の文化や本の紹介と共に、歌やスポーツの実際に付いて調べ、発表する活動ができた。
⑧募金活動・書きそんじハガキ・キャンペーン活動(全学年)
食糧危機に瀕している世界の子供たちに手を差し伸べる募金活動や、世界寺子屋運動の一つである書き損じハガキ回収活動、ペットボトルキャップや粘着テープ類の芯の回収に、全校を挙げて取り組んだ。児童会が主体となり、ほぼ子供たちだけで運営できた。
⑨平和・人権の尊重
ユネスコ大会で、ユネスコ担当者が、他校や他地区の活動や実践等に付いて研修したことを教職員研修に位置付け、授業改善の工夫を目指した。

来年度の活動計画

ウイズ・コロナの時期を経て、多くの活動機会を取り戻しつつある。地域コミュニティの大切さを誰もが実感しているので、その完全なる復活の年としたい。
伝統的地域行事(地元神社の夏季・秋季例大祭の神輿担ぎ、塞ノ神どんど焼き等)への積極的な参加を促し、地域を支える一人として、子供たちの意識を高揚させる。また、安全な登下校を支える地域の方々への感謝を、具体的に伝える感謝の日の設定を考えている。
PTA等による、花火大会、映画会が、今年度実施されたことを受け、来年度は近隣小学校の保護者とも協力し、スポーツ大会などが復活できればと思っている。
学校としては、ゲストティーチャー制度を活発化させ、地域人材、関連大学等の協力機関を活用したSDGs、ESDにつながる取組を具体的に始動していきたい。

過去の活動報告