• しろいししりつしらかわしょうがっこう
  • 白石市立白川小学校

  • Shiroishi Municipal Shirakawa Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, ジェンダー平等, 健康, 食育

所在地 〒989-1102 宮城県白石市白川津田字大淵30
電話番号 0224-27-2103
ホームページ https://sites.google.com/gs.myswan.ed.jp/shirakawa-e/
加盟年 2010

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, ジェンダー平等, 健康, 食育

「人権教室」「LGBTQ教室」(人権について考える)
「日本舞踊・茶道体験」「能・狂言の鑑賞」(伝統文化の体験)
「ぶちあわせ太鼓」「ジャンボカルタ取り大会」(伝統文化を守る)
「白石探訪(校外学習)」「白川ウォークラリー(学区内全校徒歩遠足)」(地域理解を深める・環境)
「ふるさと宮城:命をつなぐ防災学習」(防災について考える)
「薬物乱用防止教室」(健康なからだづくり)
「大豆を育てよう」(食育)

本校では,「健康で主体的に学ぶ人間性豊かな児童の育成 ~生き生き輝け白川っ子~」を学校教育目標に掲げている。また,本校が捉えるESDは,現代社会における環境や人権,防災,伝統文化を守ることなどの課題を自らの問題として認識させ,自分たちができることに取り組み,持続可能な社会づくりを担う人材を育てていくことと考える。学校教育目標や本校が捉えるESDの理念の下,今年度もユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野「地球市民および平和と非暴力の文化」「持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」「異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重」との関連を踏まえて活動した。以下に主なものを紹介する。
1 人権に係る活動
6年生を対象にした「LGBTQ教室」では,スクールカウンセラーによる授業を実施した。子どもたちは,当事者の心の葛藤を初めて知り,そして想像することができていた。普段の授業では焦点化されることが少ないテーマで,大変貴重な学習となった。
2 伝統に係る活動
本校伝統の「ぶち合わせ太鼓」「ジャンボカルタ取り大会(大きなカルタ絵札を背負い,校庭を駆け回って取り合う)」は,それぞれ38年,47年の歴史があり,太鼓の技能やカルタ取りのルール等もさることながら,取り組む姿勢や気持ちについても,先輩から後輩へと大切に引き継がれ続けている。
3 地域理解に係る活動
2023年9月には,2年目となる「白川ウォークラリー(学区内全校徒歩遠足)」を実施した。縦割り班ごとに巡り歩いて,学区内複数個所に設置されたミッションをクリアしながら,自分たちが暮らす地域をより深く理解することができた。今年度は新たに「高田川ミッション」を加え,学区内を流れる川の生態系を調べることができた。
4 防災に係る活動
6年生が,防災学習の集大成として,石巻市方面への校外学習(修学旅行)を行った。震災被害や復興途中の現地の様子等を見学するとともに,語り部の方からお話を聞き,災害に強いまちづくり,命や絆の大切さを学んだ。事前に被災地の一部である山元町で事前学習を行ったことでより深く防災・減災について考えることができた。

来年度の活動計画

令和5年度の活動内容に挙げた「人権教室」「LGBTQ教室」「日本舞踊・茶道体験」「能・狂言の鑑賞」「ぶちあわせ太鼓」「ジャンボカルタ取り大会」「白石探訪(校外学習)」「白川ウォークラリー(学区内全校徒歩遠足)」「ふるさと宮城:命をつなぐ防災学習」「全国歯みがき大会」「薬物乱用防止教室」について,令和6年度も実施の予定である。
なお,「白川ウォークラリー(学区内全校徒歩遠足)」に関しては,地域を知る段階から,地域のために自分たちは何ができるか考えて行動する(発信する)という段階へステップアップできるように活動計画を工夫していく。
また,「食育」の領域では,今年度に引き続き,地域の畑をお借りして,大豆栽培に取り組む予定である。猛暑とイノシシ被害で大豆を収穫することができなかった今年度の経験を次年度につなげられるように子どもたちと試行錯誤を繰り返しながら活動に取り組んでいく予定である。

過去の活動報告