• こうとうくりつしののめしょうがっこう
  • 江東区立東雲小学校

  • Koto Municipal Shinonome Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野海洋, 減災・防災, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 健康, 食育

所在地 〒135-0062 東京都江東区東雲2丁目4番11号
電話番号 03-3529-1451
ホームページ http://shinonome-sho.koto.ed.jp/
加盟年 2006

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 気候変動, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困

本校では、ESDを、持続可能な未来を創る人材育成のため、そして変化の激しい現代社会を生き抜く力を育むために不可欠な教育内容であると捉え、実践的な活動に取り組んでいる。「ESDカレンダー」及び「SDGS学習関連表」を元に、持続可能な社会づくりのための教育活動を全学年で展開している。また昨年度より、高学年の委員会活動にSDGS委員会が設置され、校内活動の旗振り役を担っている。

東雲小学校のSDGSは、以下の2点を基本としている。

・Think Globally , Act Locally. (地球規模で考え、足元から行動せよ)。『自分にできることは何か、考え、行動する。』

・SDGSのレンズを通して学びを深めよう。『日常の学びが、SDGSとどうつながっていくか、常に意識し、考える。』

この基本理念のもと、SDGS関連表を作成し、全校で様々な実践を展開した。

全校児童による取組「服のチカラプロジェクト」

ファーストリテイリングが提唱する「服のチカラプロジェクト」に全校で参加。SDGS委員会がその中心となり、合計で約1500枚の古着を回収、世界の服を必要とする人々に送られた。子どもたちからは、「これからは服を大切にしたい」「世界では服を着たくても着られない人がたくさんいることを学んだ」など様々な反応があった。

SDGS委員会による「学ぼうSGS」

昨年度より、オリパラ委員会に代わって新たに設置されたSDGS委員会児童が、SDGSについて調べ、校内の掲示板を使って紹介する活動を行った。児童がSDGSについて学ぶ良いきっかけとなった。各教室にも、SDGsに関するポスターが掲示された。また、「SDGSビンゴ」や「SDGSクイズラリー」など低学年にも親しみやすい企画も行われた。

代表委員会による「みんなでSDGS」

同じく5・6年生の代表委員会児童が、「自分たちでできるSDGsの第一歩」というテーマで、「住みやすい街づくりの第一歩としての“街なかあいさつ運動”」や「ジェンダー平等の第一歩としての“みんな仲良く運動”」などの活動を提案した。

展覧会でもSDGS

展覧会では、SDGSへの取組の一環として、隣町の新木場にある材木店と連携し、不要になった木材を利用してアート作品を展示。児童はもちろん保護者や地域の方々からも非常に好評で、SDGSについて考えるきっかけとなったとの声も聞かれた。

各学年による、SDGS探究活動(総合的な学習の時間)

各学年が、総合的な学習の時間に下記のテーマで探究活動を行い、4年ぶりに保護者に向けて発表する活動も実施した。児童がSDGSについての学びを深め、自分にできることを考え、実践する第一歩となった。

・3年生…「エコエコ大作戦」<11>住み続けられるまちづくりを、<12>つくる責任・つかう責任

・4年生…「誰もが関わりあえるように」<3>すべての人に健康と福祉を、<17>パートナーシップで目標を達成しよう

・5年生…「私たちにできるユニセフ活動」<1>貧困をなくそう、<2>飢餓をゼロに

・6年生…「自分の未来を創造しよう」<8>働きがいも経済成長も、<10>人や国の不平等をなくそう

 

来年度の活動計画

2024年も、ESDカレンダーやSDGS関連表などを作成し、実践的な活動を通して環境教育、異文化理解、人権等の課題に取り組んでいく予定である。ようやくコロナによる制限も解除され、見学や地域学習も解禁となった。次年度は、学年ごとの探究活動に更に力を入れていく。年度末には、地域や保護者の方々を招待してSDGS学習発表会を開催し、ホームページでも発信していく。

過去の活動報告