2018年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

気候変動, エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 世界遺産・地域の文化財等, 健康

当校は、「児童一人一人を大切にした教育の推進」を学校理念として、ESDを、現代社会の問題を自らの課題として課題解決に立ち向かうことのできる人材を育成する活動と捉え、ESDの実践を通して、実践的な態度・能力、相手を尊重する態度・能力、世界的視野を育てることを目標とした。

具体的には、環境教育、異文化・自国文化理解、人権・民主主義の理解と促進、地球規模の問題を柱に、①エコに係る活動、②オリ・パラに係る学習、③ユニセフに係る活動、④未来に係る学習を行った。

① エコに係わる活動(3年生)

環境問題や地球温暖化について調べ、地球環境を守るために自分達ができることを考えた。校外学習でエコプロダクツ展や新聞社工場に行き、企業の環境に優しい取り組みについても学んだ。児童各々がテーマをもち、調べたこと、分かったこと、考えたこと、伝えたいことを年度末の東雲フェスティバル(学習発表会)で発表した。
② オリ・パラに係る学習(4年生)

2020年東京オリンピック・パラリンピックが開催されることを踏まえ、4年生はオリンピック・パラリンピックについて学習した。オリンピック・パラリンピックには4つのテーマ「オリンピック・パラリンピックの精神」「スポーツ」「文化」「環境」があり、それらについて調べるとともに、東雲フェスティバルでは、オリンピック・パラリンピックが楽しみになるような発表を行った。

③ ユニセフに係る活動(5年生)

世界の子どもたちの実態を学び、ユニセフの活動について学習した。学習を深めるために、実際にユニセフハウスを見学し、学んだことを集会で全校に発信した。また、発信後には募金週間を設け、募金活動を行うとともにユニセフへ寄付活動を行った。まとめとして、東雲フェスティバルで学習内容を発表した。

④ 未来に係る学習(6年生)

平和・国際理解・科学技術の3つのテーマの中から、「未来がよりよくあるために」どんなことが必要なのかを考えた。過去を振り返り、現代について深く見つめ、これからの未来がよりよくなるためにはどのようなことを大切にしていけばよいのかについて考え、児童各々が東雲フェスティバルにおいて提言を行った。

来年度の活動計画

引き続き、ESDの実践を通して、実践的な態度・能力、相手を尊重する態度・能力、世界的視野を育てることを目標とし、環境教育、異文化・自国文化理解、人権・民主主義の理解と促進、地球規模の問題を柱に、ESDカレンダーを作成し、①エコの係る活動、②オリ・パラに係る学習、③ユニセフに係る活動、④未来に係る学習を行う。年度末の学習発表会を開催する。