2020年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

エネルギー, 環境, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 貧困

本校では、ESDを、現代社会の問題を自らの課題として解決に向かうことのできる人材を育成する活動と捉え、ESDの実践を通して、実践的な態度、能力、相手を尊重する態度、能力、世界的視野の育成を目標として取り組んでいる。具体的には、主に3学年から6学年においてESDカレンダーを作成し、①地球のためにエコ大作戦、②パラリンピック応援隊、③ユニセフ学習、④未来に係る学習、を行った。

①地球のためにエコ大作戦

環境問題や地球温暖化について調べ、地球環境を守るために自分たちができることを考えた。児童各自がテーマをもち、調べて分かったこと、考えたこと、伝えたいことをまとめ、学習発表会を行った。

②パラリンピック応援隊

延期になったパラリンピックについて、4年生が学習した。特に、パラリンピアンについて、障がいや競技、苦労等について調べ、2019年度に交流したパラリンピアンの記録等も活用しながらまとめ、発表会を行った。

③ユニセフ学習

世界のこどもたちの実態を調べ、ユニセフ活動について学んだ。学んだことを全校集会で発表し、10月には募金活動を行い、ユニセフへ寄付活動を行った。

④未来に係る活動

平和・国際理解・人権の中から「未来がより良くあるために」をテーマに、過去を振り返り、現代について見つめ、今後どのようにしていけばよいか考え、まとめた。まとめたことを学習発表会で発信した。

感染症予防の観点から、何れの活動も、今年度においては校外学習は叶わなかった。学習発表会は学年のみで実施した。

来年度の活動計画

2021年度も、ESDカレンダーを作成し、実践的な活動を通して、環境教育、異文化・自国文化理解、人権等の課題に取り組んでいく。主に、、①地球のためにエコ大作戦、②パラリンピック応援隊、③ユニセフ学習、④未来に係る学習について取り組んでいくが、②については、パラリンピック開催年でもあり、競技施設もあることから全校で取り組んでいくこととする。年度末には、保護者・地域向けに学習発表会を開催するほか、ホームページでも発信していく。