2019年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, その他の関連分野

本校は、「児童一人一人を大切にした教育の推進」を学校理念として、

ESDを、現代社会の問題を自らの課題として課題解決に立ち向かうことのできる人材を育成する活動と捉え、ESDの実践を通して、実践的な態度・能力、相手を尊重する態度・能力、世界的視野の育成を目標とした。

具体的には、環境教育、異文化・自国文化理解、人権・民主主義の理解と促進、地球規模の問題を柱に、①エコに係る活動、②オリ・パラに係る学習、③ユニセフに係る活動、④未来に係る学習を行った。

① エコに係る活動

環境問題や地球温暖化を自分事として捉え、地球環境を守るために自分達ができることを考えた。校外学習で近隣の新聞社工場に行き、企業の環境に優しい取組についても学んだ。児童各々がテーマをもち、調べたこと、分かったこと、考えたこと、伝えたいことを2019年10月27日の学習発表会で、保護者と地域向け発信した。

② オリ・パラに係る学習

来年度の東京オリンピック・パラリンピックに主体的に関わるために、4年生はオリンピック・パラリンピックについて学習した。特に、パラリンピアンについて、障がいや競技、苦労等について調べ、実際にパラリンピアンとの交流を通して、大会後も福祉教育等に携わっていく意欲を高めた。2019年6月17日に学習発表会を開催したほか、2020年2月14日に保護者向けに学んだことを発表する。

③ ユニセフに係る活動

世界の子どもたちの実態を学び、ユニセフの活動について学習した。学習を深めるために、学んだことを集会で全校に発信した。また、発信後には募金週間を設け、募金活動を行うとともにユニセフへ寄付活動を行った。まとめとして、2020年2月14日に学習発表会を行う。

④ 未来に係る学習

平和・国際理解・科学技術の3つのテーマの中から、「未来がよりよくあるために」どんなことが必要なのかを考えた。過去を振り返り、現代について深く見つめ、これからの未来がよりよくなるためにはどのようなことを大切にしていけばよいのかについて考え、児童各々が2019年10月の学習発表会において提言を行った。

来年度の活動計画

2020年度も、ESDの実践を通して、実践的な態度・能力、相手を尊重する態度・能力、世界的視野を育てることを目標とする。環境教育、異文化・自国文化理解、人権・民主主義の理解と促進、地球規模の問題を柱に、ESDカレンダーを作成し、取り組む。①エコの係る活動、②オリ・パラに係る学習、③ユニセフに係る活動、④未来に係る学習を行う。オリンピック・パラリンピック開催の年でもあり、学校近隣に競技施設もあることから、②については全校で取り組むこととする。年度末に各学年で学習発表会を開催する。