| 所在地 | 〒600-8145 京都府京都市下京区皆山町438-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 075-342-2522 |
| ホームページ | http://cms.edu.city.kyoto.jp/weblog/index.php?id=104050 |
| 加盟年 | 2012 |
2025年度活動報告
生物多様性, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

本校は学校教育目標を「豊かなことばと心で社会を照らす子の育成」とし、社会に生きる中でそれぞれの立場で社会に役立つことを学校理念として,ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して,社会に目を向け,社会の中の自分の立ち位置を知り,実際に行動できる力の育成を目標とした。
具体的には環境教育(食育含む),人権教育(福祉を含む)を柱に,①地域の自然に係る活動 ②地域の伝統産業に係る活動 ③給食や京野菜に係る教育 ④人権に係る学習に取り組んでいる。
① 地域の自然に係る活動
校区に流れる高瀬川を題材に,水質や生態系,歴史,環境保全の取組について調べた。活動にあたっては,実際にフィールドワークに出か
けたり,高瀬川保勝会や府の環境課の方に協力いただいたりして水質調査を行った。また,地域の高瀬川保勝会の代表の方に高瀬川の環境を
守る取組など,お話を聞かせてもらった。
また,高瀬川の歴史から,その水運を生かして様々な物資が運ばれたことを学んだ子どもたちは,3学期には,地域の特産物や地場産業に
ついて調べていくことを予定している。
② 地域の伝統産業に係る活動
本校校区には、京都ならではの伝統工芸を営む地元の方が多くおられる。法衣、念珠、京扇子、仏像修復、茶筒、和菓子、金箔と数えていくと枚挙にいとまがない。その中でも和菓子、念珠に関しては毎年、子どもの体験活動でご協力をいただいており、今年度も3学期に実施する予定である。
③ 食育に係る教育
環境問題を考える上で,毎日出される食品ロスは欠かすことのできない大きな問題である。子どもたちは毎日食事をし,また,時に多くの食材を残してしまうことがある。給食指導の時間は,感謝の心と同時に,残さず食べる,自分が食べられる分だけ配膳するなど,直接環境問題を考え,行動できる絶好の機会である。毎日の給食指導を重要な環境教育と位置づけ開校当初より取組を続けてきている。
毎年5年生の総合的な学習の時間では,地元「京都」の野菜を自分たちで育て,おもてなし(自分たちで考えた京野菜メニューを調理し、地域の方々に食していただく)する活動を行っている。その中で,京野菜の生産者や販売を担う方にゲストティチャーとして来ていただき,環境要因と特色ある野菜の生産や,地産地消の環境的メリット,旬の野菜の味や栄養価についても学んできている。
④ 人権に係る学習
毎月「なかまの日」という人権について考える日を設定し,同和問題や総合育成支援教育,LGBTや男女平等に係る人権問題,いじめの問題などをテーマに学習を進めてきている。10月には各クラスで人権目標を考え,12月にはその成果を全校で共有する人権集会も開催し,子どもの人権感覚を高めるよう取り組んでいる。
2学期は9月に人権啓発参観として人権にかかわる授業を全クラスで取り組んだ。参観後は、言葉のもつ力について講師を招いて講演会を行った。また、福祉教育の一つとして12月には3年生と地域の高齢者との交流会があり、高齢者による毛糸のポンポンで作った動物をいただきお礼に歌や合奏をプレゼントするというお互いの状況に応じた活動をしている。
来年度の活動計画
これまで取り組んできたユネスコスクールの活動の中で継続していく活動とより系統的な学びのために見直していく活動を年度末の反省で精査していく必要がある。特に「多文化共生」の面で、地元の良さから国内外に目を向けて学びを発信したり、交流したりする活動を計画していきたい。
1.地球市民および平和と非暴力の文化
3年生のデイケア施設訪問、交流
全学年人権集会への主体的な参画、運営と「なかまの日」の充実
2.持続可能な開発および持続可能なライフスタイル
4年生の「高瀬川プロジェクト」を中心にした環境教育
5年生の「京野菜プロジェクト」の継続と充実
全学年地域清掃活動、緑化活動
3.異文化学習および多様性と文化遺産の尊重
4年生の伝統工芸体験の充実。継続する念珠作り体験に加え、京象嵌、京くみひも、京焼等から選択し、体験活動を行う。
6年生の「京文化継承プロジェクト」でこれまでの地域産業、文化の学びを発信する。
観光都市京都の玄関口という地の利を生かした外国の方との交流を行う。
