• しぶやきょういくがくえんまくはちちゅうがく・こうとうがっこう
  • 渋谷教育学園幕張中学・高等学校

  • Makuhari Junior and Senior High School, Shibuya Kyoiku Gakuen
  • 種別 地区
  • 主な活動分野文化多様性, 国際理解, 平和

所在地 〒261-0014 千葉県千葉市美浜区若葉1-3
電話番号 043-271-1221
ホームページ https://www.shibumaku.jp/
加盟年 2009

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

本校は「自調自考の力を伸ばす」「倫理感を正しく育てる」「国際人としての資質を養う」を学校理念としている。
1 自調自考に係わる教育
本校教育実践の基本目標である「自調自考の力を伸ばす」は、自ら調べ、自ら考える力を伸ばす教育である。その一つとして生徒は高校3年間を通して課題研究に取り組んでいる。生徒の興味は多様である。個々の考えを大切にし、それぞれの才能を伸ばすための研究である。フィールドワーク、実験など様々な手法を用いて最終的には論文を作成する。

2 国際人としての資質を養う活動
〈第二外国語講座〉
・中国語、ハングル、ドイツ語、フランス語、スペイン語)を毎年約30回で実施している。今年度は110名の生徒が受講した。
〈長期留学・海外大学進学〉
・高校1年生がアメリカ(2名)、カナダ(1名)、イギリス(2名)に留学中(2023年11月現在)である。また、スリランカ、ドイツ、イタリア、ベルギー、インドネシアなどからの留学生6名を受け入れている。
・海外大学進学を目指す生徒へは、進学支援を行っている。毎年10名程度の生徒が海外大学進学を希望している。
〈研修・国際会議・国際交流・相互理解〉
12月(2022年)
・エンパワーメントプログラム(中3〜高2 20名 英語特化型プログラム)
外国人講師や外国人留学生を本校に招き、アメリカの大学生とオンライン交流
2月(2023年)
・国際研究発表会(千葉大学主催)海外大学の教員や学生、千葉大学の留学生、大学生や高校生による英語での研究発表やワークショップ
本校SDGsプロジェクト同好会の3名が「About Paper Recycling」、生物同好会の2名が「The Study of Microbial Fuel Cells ―Relationship Between Environmental Conditions and Power Generation―」というテーマで参加した。
3月
・イギリス語学研修(高1・2 17名 Bournemouth・Oxford・London 11日間)
・シンガポール研修(高1 8名 10日間)
・ニュージーランド研修(中3学年  Waikato Wellington 北島 約2週間)
・TiltShift Challenge 2023(高2 3名 Boston 6日間) 問題解決型の高校生国際会議
「脱炭素に向けた自国エネルギー政策への提言」
5月
・北京大学アジア青少年交流会(中3高1 2022年9月より開催 全16回)中国教育省後援
北京大学附属中学校 北京第四中学校 上海外国語大学附属中学校 早稲田高等学院
宝仙学園との6校による交流
「地球科学」「分子医学」「生物多様性」「雲崗石窟」の4講座のまとめ
・中国オンライン交流会with北京月壇中学(日本語)・十一学校(英語)(5月)
異文化交流(受験や互いの国の文化財、観光、食、流行語やアニメ文化について )
6月
・さくらサイエンスプログラム(文部科学省所管JST)
アジア5カ国(ベトナム カンボジア ミャンマー ブルネイ マレーシア)の来日した高校生94名との交流
8月
・アメリカ研修(高1 10名 Oregon)
・次世代リーダー養成プログラム(高1・2 21名 Boston Harvard University)
・アジアユースリーダーズ(高1 4名 東京 AEON1%CLUB主催 アジアの生徒が参加)
「脱炭素社会の実現に資する持続可能な食の未来づくり」をテーマに英語で意見を交換
・SOLA2023 渋谷高校主催 (中1〜高3  約20名参加)
17カ国300名の中高生による英語でのオンライン会議
9月 相互交流プログラム生徒受け入れ
・ニュージーランド生徒受け入れ(60名 約2週間のホームスティ)
・シンガポールRaffles Institution生徒受け入れ(7名 約1週間のホームスティ)
10月
・ニュージーランド修学旅行(高2学年 84名 Wellington Auckland Waikato北島)
コロナ禍のため春に実施できなかった研修の代替行事として実施
11月
・第2回中国オンライン交流会with北京月壇中学(中3〜高1 34名)異文化交流
テーマ:「日本のお菓子」「J-POP」「放課後の時間」「茶道」「Kawaii文化」

3.平和教育に関する活動
・高校1年生において平和学習の一環として広島研修を実施している。
・千葉大学ESD研究会(7月)にて、ドキュメンタリー映画「はだしのゲンが見たヒロシマ」の石田優子監督を招き、広島県なぎら中学高等学校の生徒とのオンライン交流による平和学習に高校生2名が参加した。
・パレスチナ緊急支援募金 WFP(World Food Programme 国連世界食糧計画) 10月〜
アラブ同好会が100,000円(3,300人に食事が届く)を集めて募金

4.震災・防災教育に関する活動
・東北研修(震災・防災学習)中2学年(10月)
東日本大震災から12年を経過して、「復興」をテーマに被災地である南三陸、気仙沼、陸前高田を訪問した。
・神田外語大学との高大連携企画「福島県双葉町ウェルビーイング探求講座」(11月)
8名の生徒が2泊3日の日程で被災地を訪問した。

5.その他の活動
・[整美委員会]によるエコキャップ運動 発展途上国へのワクチン代として利用されている。
・「生物同好会」によるビオトープ設置が進んでいる。生物が住みやすい環境を整備し、動植物に対する意識を校内で高める目的で中1を中心に活動を行っている。
・ファシリテーター養成講座を4月に全4回で実施した。コミュニケーション力と思考力を駆使しながら、話し合いやプロジェクトを創造的に促進し、参加者の能力を引き出しその場の力を最大化させる講座である。
・教職員研修として千葉県高等学校教育部研究会ESD部会主催の「県立桜が丘特別支援学校」を見学した。

来年度の活動計画

1.自調自考論文作成

2. 国際人としての資質を養う活動
・第二外国語講座の開設
・長期留学、受け入れの実施
・国際会議・研究会・研修
2月  国際研究発表会(千葉大学)英語による発表とワークショップ
北京大学附属中学校修学旅行団受け入れ
3月  ニュージーランド研修(中3) イギリス語学研修 シンガポール研修
6月  Water is Life 2024(Canada Vancouver)
5月  中国オンライン交流会with北京月壇中学・十一学校
7月  ESD研究会(千葉県高等学校教育研究会ESD部会)
8月  アジアユースリーダーズ アメリカ研修 次世代リーダーズ養成プログラム
9月  ニュージーランドやシンガポールの生徒受け入れ

3.平和学習
・広島研修(高1学年)

4.震災・防災教育に関する活動
・東北研修(震災・防災学習)中2学年(10月)
・神田外語大学との高大連携企画「福島県双葉町ウェルビーイング探求講座」(11月)

5.その他(コロナ禍で実施していなかった対外研修・コンテストへの参加などを含む)
・整美委員会のエコキャップ活動
・生物同行会のビオトープ
・高校生カンボディアスタディーツアー(日本ユネスコ協会連盟・かめのり財団)
・国際交流プログラム(ユネスコ協会連盟)
・中高生アンバサダープログラム(かめのり財団)
・かめのりスクール(かめのり財団)
・国際協力中学生・高校生エッセイコンテスト(JICA)
・全国ユネスコスクール大会
・千葉県教育員会ESD部会への参加

過去の活動報告