- さのにほんだいがくちゅうとうきょういくがっこう
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佐野日本大学中等教育学校
- Sano Nihon Univ. Secondary School
- 種別中等教育学校または中高一貫校等 地区関東地区
- 主な活動分野環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育
| 所在地 | 〒327-0192 栃木県佐野市石塚町2555 |
|---|---|
| 電話番号 | 0283-25-3987 |
| ホームページ | https://ss.sano-nichidai.jp/ |
| 加盟年 | 2017 |
2025年度活動報告
生物多様性, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 健康, 貧困
令和7年度 国際理解・国際交流に関する取組
本校はユネスコスクールとして、国際理解教育および持続可能な社会の担い手の育成を柱に、国際交流および国際協力に関わる教育活動を体系的に実践している。令和7年度は、海外姉妹校との対面交流およびオンライン交流を中心に、国際的な視野を育む取組を段階的に実施した。
海外交流としては、ハンガリーの姉妹校を訪問する国際交流研修を実施し、現地校の生徒との交流や文化体験を通して、言語や文化、生活様式の違いを直接体感する学びの機会を設けた。事前学習から事後の振り返りまでを重視し、生徒が異文化を一過性の体験として終わらせるのではなく、自らの価値観を問い直す学習へとつなげた。
また、イギリスの姉妹校であるキングエドワード6世校とはオンライン交流を継続して実施し、ICTを活用した国際交流を通して、地理的制約を越えた対話の場を構築した。生徒は文化紹介や意見交換を行い、相手を意識した表現や情報発信の在り方について学ぶとともに、英語によるコミュニケーション能力の向上を図った。
校内においては、国際協力に関わる取組として「服のチカラプロジェクト」に参加し、難民支援や衣服の再利用をテーマに学習を行った。生徒は世界の課題を自分事として捉え、調査・啓発・発信活動を通して、持続可能な社会の実現に向けて行動する姿勢を養った。
これらの取組を通して、生徒が多様性を尊重し、他者と協働しながら課題解決に取り組む力を育成するとともに、国際社会の一員として考え、発信し、行動する態度を培うことを目指している。
海外交流・研修
• ハンガリー姉妹校訪問研修
生徒がハンガリーを訪問し、姉妹校での交流や現地体験を実施。

•イギリス海外研修
イギリスでの語学・文化研修・ホームステイなど。

• 姉妹校・提携校との海外交流活動
ストラトフォード・ガールズ・グラマースクール(英)、キングエドワード6世校(英)、フンファルビ・ヤーノシュ校(ハンガリー)、月壇中学(中)、マレーシア・スリ・UCSI校、オーストラリア・セント・スティーブンス校、タマテア高校(NZ・ターム留学)等との生徒相互派遣・フィールドワーク。

オンライン交流・語学学習
• イギリス KE6校とのオンライン交流
オンラインを通じた異文化理解・交流プログラム。

• 中国北京月壇中学との交流
北京月壇中学とのオンライン交流活動。

• ベトナム Ngo Si Lien中等教育学校との交流
Ngo Si Lien中等教育学校とのオンライン交流活動。

国内・学校内での国際関連活動
• 「届けよう、服のチカラ」ポスターコンテスト
難民支援を目的とした国際支援プロジェクトの一環として行ったポスター制作・発表活動。

• 英語・グローバル教育プログラム(授業・探究・発表)
英語の授業内での国際理解活動、ブリティッシュヒルズ英語研修、学内発表など。

来年度の活動計画
本校はユネスコスクールとして、国際理解の深化と持続可能な社会の実現を目指した教育活動を推進する。引き続き海外姉妹校との交流を行い、オンライン交流も積極的に活用することで、言語や文化、価値観の違いを越えた対話の機会を広げ、生徒が多様性を尊重する視野を育むことを目指す。また、「服のチカラプロジェクト」を通して、衣服の再利用や難民支援の意義について学び、社会課題を自分事として捉え、行動につなげる力を養う。さらに、ベトナムのユネスコスクールであるキャンディデート校との交流を継続・発展させ、国際的な課題への理解を深める。加えて、地元の小中学校との交流を通して、学びを地域に還元するとともに、年齢や立場の異なる人々と関わる経験を積む。委員会活動では、SDGsや国際デーに関する調査・発信活動を行い、生徒主体で情報を整理・発信する力を高め、社会とつながる実践的な学びを充実させていく。
①国内外のUNESCOスクールとのOnline交流
令和7年度に初めて海外のUNESCOスクールとのオンライン交流を実施した。海外での環境問題や自国文化のとらえ方、そして強い愛校心など、多くの点で日本のそれとは異なることを理解し、衝撃を受けた。これは交流に参加した生徒たち本人も一様に感じるところであり、一朝一夕に培われたものではない。これを受け、次回実施時までに参加生徒たちにはより深い内容に基づいた交流ができるよう取り組んでいく。
②外部機関との連携
UNESCOスクールとしての活動開始時からファーストリテイリング主催の「服のチカラプロジェクト」に参加しているが、プログラムに参加する生徒及び担当教職員の意識が形骸化し、新しい発見が乏しい。地域との連携をより強固にするためにも、保護者のみならず賛同してくれる企業・団体がもつ知見を生徒に還元しながら発展的なプログラムとしていく。
③異文化交流・異文化理解教育の促進
本校が元来促進してきた、生徒の海外派遣・受入活動が徐々に再開されていくことに期待するうえで、グローバル教育を通じて、異文化に触れ、理解する機会を設定していきたい。具体的には、世界7か国に広がる姉妹校との交流において、単なる人的交流ではなく、世界の諸問題解決に向けて各国がどのような取り組みを実践しているかを吸い上げていきたい。
