• とよなかしりつさくらいだにしょうがっこう
  • 豊中市立桜井谷小学校

  • Toyonaka Municipal Sakuraidani Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒560-0055 大阪府豊中市柴原町3-11-1
電話番号 06-6841-0025
ホームページ http://www.toyonaka-osa.ed.jp/cms/sakuraid/
加盟年 2011

2023年度活動報告

活動分野

国際理解

本校は、「いろいろな国の言葉・文化・学校の様子・日本との関係などを知り、広い視野と主体的な行動力を養う。」を活動テーマとして、ESDの実践を進めてきた。
具体的には、国際理解教育を柱に①多文化共生に係わる活動②国際理解に係わる学習を行った。

➀多文化共生に係わる活動
本校には、外国にルーツのある児童が複数在籍しており、子どもたちは日々の教育活動の中で異なる文化や言語を持つ子どもたちとともに生活する経験を積み重ねている。その中で、外国にルーツのある友だちとコミュニケーションをとるためにジェスチャーを使ったり、あいさつの言葉を覚えたりする姿が見られる。
今年度は児童自身が一時帰国をしたときの話や、保護者に母国の紹介を子どもたちに向けてしていただく機会を持つことができた。
1年生は、内モンゴル自治区へ一時帰国した児童から母国でどのような生活をしたかという話を聞いた。子どもたちは公園の大きさ、建物の見た目、中国語の漢字などに興味を持って話を聞いていた。また、イランから渡日した保護者から母国の話を聞く機会を持つことができた。子どもたちはペルシャ語の響きを楽しんだり、おいしそうな料理、きれいな街並みに歓声を上げながら話を聞いていた。
2年生は、中国から渡日した保護者から母国の小学校生活の話を聞くことができた。長い時間学習すること、教科ごとにちがう先生が授業をすることなど、日本の小学校とのちがいに興味を持っている様子だった。
3年生は、中国に一時帰国した児童から中国での生活について話を聞いた。スーパーマーケットの大きさ、鶏を庭で飼っていることなど、暮らしのちがいに驚きながら話を聞いていた。
5年生は、インドネシアから渡日した保護者にインドネシア料理の作り方を聞き、一緒に調理する活動を行った。見た目の違いに戸惑いながら、実際に食べてみるとちがう印象を持つ様子が見られた。また、中国から渡日した児童に小学校生活について、中国から渡日した保護者に中国語について教えてもらう機会を持つことができた。文化の違いに興味を持って話を聞く様子が見られた。
➁国際理解教育に係わる学習
主に総合的な学習の時間、外国語活動の中で、国際理解教育に取り組んでいる。
「さくらいだに万博」として、いろいろな国の遊びや、絵本、衣装などを展示し、子どもたちに体験させる機会を設けた。子どもたちはいろいろな国の衣装や遊びを体験し、いろいろな文化に楽しく触れる姿が見られた。

来年度の活動計画

来年度も今年度同様、「いろいろな国の言葉・文化・学校の様子・日本との関係などを知り、広い視野と主体的な行動力を養う。」をテーマとして、国際理解教育を中心に取り組んでいく。
➀多文化共生に係わる活動
いろいろな国の言語や文化に触れ、交流することを通し、新たな価値観に出会い、多様な考え、文化を受け容れる態度の育成を目指す。また、社会の課題に対して解決策を考えようとする態度の育成を目指す。
➁国際理解に係わる学習
引き続き、姉妹校との交流や外国語などを通し、様々な文化を背景に持つ人々と交流したり、助け合ったりすることのできる力を育むことを目指す。

過去の活動報告