2022年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

国際理解

本校は、「いろいろな国の言葉・文化・学校の様子・日本との関係などを知り、広い視野と主体的な行動力を養う。」を活動テーマとして、ESDの実践を進めてきた。
具体的には、国際理解教育を柱に①多文化共生に係わる活動②国際理解に係わる学習を行った。

① 多文化共生に係わる活動
本校には、外国にルーツのある児童が複数在籍しており、子どもたちは日々の教育活動の中で異なる文化や言語を持つ子どもたちとともに生活する経験を積み重ねている。その中で、外国にルーツのある友だちとコミュニケーションをとるためにあいさつの言葉を覚えたり、友だちが住んでいた国について調べたりする姿が見られる。
また、各学年で多文化共生の取り組みを進めている。1年生は、とよなか国際交流協会よりエクアドル出身の講師の方に来ていただき、エクアドルやスペイン語について教えていただいた。子どもたちは新しい言語や文化との出会いを楽しむことができた。2年生は、韓国出身の講師の方に来ていただき、韓国の学校生活や文化について教えていただいた。となりの国とのつながりやちがいを知って驚いている児童も見られた。両学年とも友だちとつながりのある国や言語について知り、文化の違いを肯定的に捉えている様子であった。
② 国際理解教育に係わる学習
主に総合的な学習の時間、外国語活動の中で、国際理解教育に取り組んでいる。
今年度は「さくらいだに万博」として、いろいろな国の遊びや、絵本、衣装などを展示し、子どもたちに体験させる機会を設けた。子どもたちはいろいろな国の衣装や遊びを体験し、様々なちがいを楽しんでいる様子が見られた。

来年度の活動計画

来年度も今年度同様、「いろいろな国の言葉・文化・学校の様子・日本との関係などを知り、広い視野と主体的な行動力を養う。」をテーマとして、国際理解教育を中心に取り組んでいく。
➀多文化共生に係わる活動
いろいろな国の言語や文化に触れ、交流することを通し、新たな価値観に出会い、多様な考え、文化を受け容れる態度の育成を目指す。
➁国際理解に係わる学習
引き続き、姉妹校との交流や外国語などを通し、様々な文化を背景に持つ人々と交流したり、助け合ったりすることのできる力を育むことを目指す。