• せいんとうるすらがくいんえいちしょうちゅうがっこう
  • 聖ウルスラ学院英智小・中学校

  • St. Ursula Eichi Elementary & Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 健康, その他の関連分野

所在地 〒984-0828 宮城県仙台市若林区一本杉町1-2
電話番号 022-286-6461
ホームページ https://www.st-ursula.ac.jp/
加盟年 2012

2025年度活動報告

活動分野

減災・防災, 気候変動, エネルギー, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 食育

1.本校のESDの位置付け
本校では、ESDは学校教育目標を実現する活動として理解しており、教科のみならず、様々な行事等においても実践を積み重ねている。
【教育目標】(各学年に応じたもの)
1~7年生:「愛を実行する子ども」「力強い子ども」「進んで学習する子ども」「世界の兄弟と手をつなぐ子ども」
8~9年生:「愛」「自由」「挑戦」「志」

2.実際の活動について
【1年生の実践】
活動名:世界の暮らしについて知ろう
概要:市音楽発表会で「世界中の子どもたちが」「Waving Flag」を発表するにあたって、歌詞の分析から各国の暮らしに思いを寄せる探究学習を行った。国語と音楽を横断した学びを通じ、身近な関わりから世界中の人々へと視野を広げる機会となった。
成果:背景知識によって歌詞への理解が深まり、自分たちの日常と異なる世界の現実に気づくことができた。
 

【5年生の実践】
活動名:わたしと社会~周囲のために行動しよう~(宮沢賢治の世界)
概要:宮沢賢治の生き方とSDGsを軸に、教科横断的な探究学習を展開した。国語で作品に触れ、図工ではその世界観を版画で表現するなどした。また、宮沢賢治記念館や石と賢治のミュージアムを訪問し、ボランティアガイドや学芸員との交流を通じ、賢治の人となりや仕事への理解を深めた。
成果:SDGsの新聞記事を活用して課題意識を高め、賢治の生き方から各自の問いを探究することができた。
 

【7年生の実践】
活動名:万博と私の未来を考える
概要:大阪・関西万博への宿泊学習を軸に、SDGsと未来について探究した。事前学習ではパビリオンの役割や予約を各自で行い、当日は「未来社会の実験場」としての展示を体験した。地理等の教科学習とも連携し、世界の文化や歴史への理解を深める活動を展開した。
成果:計画的な班行動を通じ、社会性や協調性を育んだ。SDGsを自分事として捉え、将来の夢と結びつけて考える生徒が増えた。
 

【8・9年生 理科クラブの実践】①
活動名:ラムサール条約湿地 県鳥マガンの観察
概要:事前研修で生態や留意点を学んだ上で、蕪栗沼周辺でマガンのねぐら入りと飛び立ちを観察した。早朝・夕刻の観察を通して自然環境の変化を体感できたほか、講義ではラムサール条約湿地の価値や、自然保全の歴史について専門的・探究的な理解を深めた。
成果:日本雁を保護する会、NPO法人蕪栗ぬまっこくらぶ等と連携し、専門家や地域住民から実地指導を受けた。渡り鳥の観察を通じ、環境保全が多様な人々の協力で支えられていることを実感した
 

【8・9年生 理科クラブの実践】②
活動名:再生紙の研究(ユネスコスクール東北)
概要:校内の使用済み紙片を再利用する循環モデルの構築を目指し、探究活動を行った。再生紙の試作を重ねるとともに、日本製紙岩沼工場を見学した。実際の抄紙機や製造工程に触れ、専門的知見を得ることができた。
成果:工場での学びを活かし、身近な環境問題に主体的に取り組んだ。今後は周知活動を強め、持続可能な循環モデルの実現に向けた行動力を養っていく。
 
以上

来年度の活動計画

来年度は、主な活動時間であった本校独自科目「仲間・共生」および「地球市民」において、新たなプログラムの導入が決定している。
これまでに受け継がれてきた本校の伝統、実践と、新たな文化とを融合させ、子どもたちの力をより伸ばせるよう、小中一貫校ならではの実践を積み上げていきたい。
今年度は現状、本校の課題として、ESDの年間計画が各学年単位での計画に終始しており、次年度へ継続して実践できている例が少ないという点が例年指摘されている。これを解消するため、計画策定のやり方や時期を現状模索中である。

過去の活動報告