所在地 〒277-8686 千葉県柏市光ヶ丘2-1-1
電話番号 04-7173-3700
ホームページ https://www.hs.reitaku.jp/
加盟年 2012

2022年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 持続可能な生産と消費, 食育, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)

本校は、「知徳一体」(感謝の心・思いやりの心・自立の心を鍛える)「知恩・感恩・報恩」(周囲の人、先人、自然に対する恩を知り、感じ、報いる)「国際的日本人」(国際社会で活躍する日本人を育成する)の3つの理念のもと教育活動を展開しています。

本校におけるESDは、「三方よし」という考え方にまさに表されています。本校の創立者が提言した人類の平和は「三方よし」の考え方を基にして、争いを避け、平和的にものごとを解決することを提唱しています。慈悲・慈愛を持って世界の三方よしを学び、いかにそれを現在に活かし、さらには今後の未来の世界のために地球市民として何ができるかを考え行動することです。

本校では、中学3年間の総合的な学習の時間を「自分(ゆめ)プロジェクト」と名付け、未来を創造する知恵と逞しさを身に付けるオリジナルプログラムとして1年次で「自然」、2年次で「国家」、3年次で「世界・異文化」をテーマとして展開しています

■中学3年生 自分プロジェクト 2022年1月27日「困難の中でこそ新しい気づきを見つけるきっかけを塩沼亮潤大阿闍梨に学ぶ 生きる上で大切なこと」をテーマに、福聚山慈眼寺 塩沼亮潤大阿闍梨よりオンラインにて講話を頂きました。困難や、異なる価値観、技術、環境面などを受け入れ、乗り越える力は己の心中にあり、困難な社会・世界情勢であるからこそより柔軟な考えを持ち、立ち向かう生き抜く力を学ぶ講話を頂きました。

■中学1・2年生 自分プロジェクト 2022年1月27日「守ろう、地球」をテーマに、宇宙アカデミーきくやま代表菊山紀彦(きくやま としひこ)先生に、オンラインにて特別講話を頂きました。菊山先生は宇宙開発事業団種子島宇宙センター長や筑波宇宙センター長をご経験され、多くの日本人宇宙飛行士の教官もされています。宇宙からみた地球の様子、日本をはじめ各国の宇宙飛行士の訓練内容や国際宇宙ステーションで生活や実験をしている姿など、多くの写真を使いながら、専門的な内容をわかりやすくお話いただきました。今後、人類の文明が発展することで、 月だけではなく火星への進出、そして宇宙コロニーと呼ばれる新しい人類の住まいも実現可能だということには、生徒も驚きの表情を見せていました。人類の文明が進歩する一方、地球の砂漠化と温暖化が進んでいるため、自分の生活の中でおこなっていることも、地球にいいことかどうかを考えて、素晴らしい未来を子供たちに残していくことが大切とのオンライン講話を頂きました。

 

■高校1年生2022年2月17日 探求学習

ブラインドサッカー日本代表の佐々木康裕選手のお話を聴きました。佐々木選手は、千葉県の職員として勤めながら、知覚障害の選手が出場する5人制のブラインドサッカーで日本代表に選ばれ、東京パラリンピックにも出場されました。障害を持たれても挑戦することへの勇気と希望、結果を出すための努力のお話を頂き、障害を持たれた方への理解と尊敬を深める講話となりました。

 

■SDGs研究会 2022年2月16日 学校法人として初受賞!
SDGs 研究会に所属する生徒が企画、デザインをした「第三弾のフェアトレードコーヒードリップバッグ」が一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会主催の「ソーシャルプロダクツ・アワード 2022」※において、学校法人として初のソーシャルプロダクツ賞を受賞いたしました。「今、私たちにできること」をテーマに、「フェアトレードコーヒー活動」を中心とした SDGs 達成のために様々な活動を行っており、その活動の一つが評価されました。
※ソーシャルプロダクツ・アワード (SPA)とは、ソーシャルプロダクツの普及・推進を通して、持続可能な社会を実現することを目的にした、日本で初めての、そして唯一の、ソーシャルプロダクツ※を表彰する制度です。優れたソーシャルプロダクツの情報を生活者に広く提供するとともに、ソーシャルプロダクツを通して持続可能な社会づくりに取り組んでいる企業、団体を応援します。
※ソーシャルプロダクツとは 「エコ(環境配慮) 」や「オーガニック」、「フェアトレード」、「寄付つき」、「地域や伝統に根差したもの」など、人や地球にやさしい商品・サービスの総称で、購入者が持続可能な社会づくりに関する行動や団体とつながることができるものをいいます。
今までの活動の歩み
2018 年にスタートしたこの活動では、実際にフェアトレードで仕入れたコーヒーを校内イベントにてハンドドリップで販売するなど、机上の学びだけではなく、実践した学びにつなげる活動を続けてきました。コーヒーは「特定非営利活動法人ピースウィンズ・ジャパン」のフェアトレードで取引された東ティモールのコーヒー豆を使用し、その豆を地元の「自家焙煎珈琲 茶珈香」で焙煎していただいています。ここ数年では、コロナ禍でも活動を止めないために自分達でドリップバッグのパッケージをデザインし、オンラインショップを立ち上げ、累計で 3000 個販売することができました。この活動を通じて、多くの人に「コーヒー」と「自分たちの想い」を届けてきました。校内だけにとどまらず、多くの人を巻き込みローカルの視点とグローバルの視点から啓発活動を行っている点が、「フェアトレード」の推進につながる商品として評価いただきました。学校全体としての取り組みにも励みになっています。

 

■SDGs研究会 2022年5月20日「世界フェアトレード・デー特別アンバサダーイベントを開催」柏の葉にあるUDCKで、世界フェアトレード・デー特別アンバサダーイベントを開催SDGs研究会「EARTH」が、地元ラーメン店「Noodles&Cafe MEN-OH」の公認アンバサダーとして、5月の世界フェアトレード・デーに合わせて、「フェアトレード」の魅力やお店の魅力をSDGsの視点で紹介をするイベントを実施しました。

 

■中学1年生 自分プロジェクト 2022年5月28日 「樹木観察」~環境に感謝する心を育てる~」10月に実施予定の「奥利根水源の森フィールドワーク」の事前環境学習として位置づけられています。今回は「キャンパス内の樹木を様々な感覚(五感)を用いて観察し、その特徴を知る」ことに目的を絞りました。10月に向けて自然に親しみながら感性を磨き、自然観察の技術を学ぶことを目的としています。

 

■SDGs研究会 2022年6月02日 「日本テレビ「バゲット」で紹介!6月2日(木)10:25~11:30」 SDGs研究会が公認アンバサダーを務める「Noodles & Cafe MEN-OH」様が中継でインタビューを受ける際にSDGs研究会の紹介も併せて放送されました。この活動が末永く継続できるように、今後も広く認知される活動も行います。

 

■2022年6月23日 「カルガモの親子 生徒・教職員に誘導されながら校内をお散歩」自然豊かな本校のキャンパスでは、フクロウの雛が迷いこむことがありますが、この日がカルガモの親子が、校内に迷い込んでしまっているところを、生徒と本校教員が発見しました。数えると親1羽、子ども11羽の大所帯で、途中、1羽のひなが水路に落ちてしまうハプニングもありましたが、生徒同士が協力し合い、救出するといった場面もありました。生物多様性の活動が根付きつつあります。

 

■中学3年 自分プロジェクト 2022年6月30日「イギリス研修に向けた事前研修~地歴公民科の教員による講話~」イギリス研修の事前学習のひとつとして、地歴公民科で高校教頭の古川圭介先生より「イギリスのことをもっと知ろう!」と題して講話をいただきました。イギリスの現在の様子とその背景にある歴史について、また王室や政治の仕組みや地理的な特徴、文化的な背景のお話から、日本とイギリスの共通点を学びました。イギリス研修によって異文化理解も重要だが、他国に行くことで自国への理解や再認識につながる学びも多い研修となると思われます。

 

■SDGs研究会「EARTH」 2022年8月6日 kamonかしわインフォメーションセンターにて「だれにでも始められるSDGs」をテーマに講演を行いました。このイベントを通して今後も答えを生み出すことが困難な課題にも取り組む決意が固まりました。

 

■SDGs研究会 2022年8月16日~17日 新宿住友ビル三角広場で開催された高校生ボランティア・アワード2022全国大会に参加しました。コロナ禍での対面大会開催は3年ぶりとなり、全国から集まった学校のブースでは企画紹介がおこなわれました。また、多種多様なパネリストの方々によるシンポジウムもおこなわれ、実りの多い2日間となりました。地域のため、社会のため、世界のために、いまできることは何かを考え、アクションを起こして続けていきます。

 

■高校1年生 2022年9月22日 「中央チベット政権(CTA)ペンパ・ツェリン主席大臣 特別講演会」が開催されました。主席大臣よりチベットの自然について、歴史について、宗教についてご講演をしていただき、「ダライラマの考えというのは、それぞれの考えに合う宗教というものがある。宗教は心の平安を保つことを大切にする。相手を尊重し、耳を傾けることが大切である。それが平安平和に繋がります」とお話されました。

■中学1年生 自分プロジェクト 2022年10月25日~27日「奥利根水源の森 フィールドワーク」 中学1年生は2泊3日の日程で「奥利根水源の森 フィールドワーク」に行ってきました。これは本校の総合学習である自分プロジェクトの活動の一環で、「自分と自然の関わり」を学ぶため、群馬県北部の奥利根にある水源の森を訪ねます。その中であらゆる生物を創造し育ててきた大自然の中において、生物にとって必要不可欠な樹木と水から学ぶことをねらいとしています。満々たる水をたたえている利根川も、その水源はちょろちょろと出る湧き水ですが、これが大河となる源であり、大切に保たれなければならないこと、そしてその水源を守り、我々の生活にも密接に関係している森林についても学びます。

 

■中学2年生 自分プロジェクト 2022年10月25日~28日「関西研修旅行」中学二年生は伊勢、奈良、京都へ研修旅行に行きました。この研修は、日本の歴史と文化のルーツを探り、その素晴らしさを体現することを目的としています。伊勢神宮の早朝参拝、橿原神宮正式参拝、法隆寺、薬師寺を見学し本校の卒業生であり、薬師寺の僧侶である小林澤応氏より法話をして頂きました。壮大な自然の美しさと日本文化の趣を肌で感じることができました。

 

■高校2年生 2022年11月2日 麗澤大学の卒業生でもあり、外務省職員としてご活躍されている小高京子氏をお招きし、「外務省の概要と地球規模課題~保健分野のODA(SDGs)~」というテーマでご講演いただきました。外務省についての概要、保健分野を中心にODAの活動について、高校生時代に取り組んでおくべきことなどについて、お話しいただきました。生徒の感想には、「今まで知らなかった外務省の具体的な役割や業務を知ることができた」、「外務省の仕事や国際会議などが、多くの人たちの小さな積み重ねと協力によって成立していることを知って驚いた」、「ODAという言葉は知っていたが、具体的な日本の取り組みの内容や、どうして必要なのかということについて理解することが出来た」といったものが見られました。

来年度の活動計画

ユネスコスクールの1団体としてさらに国内外のユネスコスクールや関係団体と連携し、国際社会に貢献できる次の活動に取り組んでいきます。

■2022年12月27日 SDGs研究会 全国大会「エシカル甲子園2022」で関東ブロック代表として決勝の場に出場予定です。

■2023年1月11日中学2年生 第3回SDGs学習会Zoomをマレーシアの高校1年生と実施予定です。第3回のテーマは、SDGs4:Quality Education(質の高い教育をみんなに)についてです。

■2023年1月12日中学3年生 難民支援協会から吉山昌様をお招きし、「自分が難民として今夜逃げるとしたら何を持ち出すか」「自分が外国に逃げたとして、言葉の通じない国でどう生活していこうと思うか」といった具体的な問かけに対してどの様に難民を理解していくかというテーマで講話予定です。

過去の活動報告