- ならきょういくだいがくふぞくようほれんけいがたにんていこどもえん
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奈良教育大学附属幼保連携型認定こども園
- Nara University of Education Kindergarten
- 種別幼稚園または幼保連携型認定こども園 地区近畿地区
- 主な活動分野生物多様性, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 人権, 健康
所在地 | 〒630-8301 奈良県奈良市高畑町354 |
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電話番号 | 0742-27-9286 |
ホームページ | https://www.nara-edu.ac.jp/KINDER/homepage.htm |
加盟年 | 2018 |
2023年度活動報告
環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費, 健康
【コキアプロジェクト(2年次)】
活動の概要
昨年度に引き続き、年長児と附属中学校のユネスコクラブ、環境整美部、美術部、裏山クラブの生徒が、それぞれの学校園で「コキア」を栽培し、収穫したコキアを使って箒を作るという年間を通したプロジェクトである。今年度は、幼稚園の保護者にも活動を広げ、希望する家庭にはコキアの苗を配布し、幼稚園だけでなく家庭でもコキアを栽培してもらった。
幼稚園と中学校、さらに家庭で育てたコキアを持ち寄り、附属中学校に希望者が集まり、園児とその保護者、附属中学校の生徒、奈良教育大学のユネスコクラブの学生、各学校園の教職員で協力してコキアの箒作りを行った。
(2023年5月)
〇コキアの種植え
自分たちでポットに土を入れ、小さなコキアの種をまく。
〇コキアの世話
毎日、水やりをする。
小さな芽が出てきたり、だんだんと大きくなっていく様子を見る。
(6月)
〇コキアの苗を配布
希望された家庭にコキアの苗を1株配布する。
(11月)
〇コキアの変化を楽しむ
コキアの真ん中あたりから、少しずつ赤く色づき始めたことに気づく。
コキアが枯れていく様子を毎日観察する。
〇コキアの収穫
コキアの種取りをグループに分かれて行う。
〇箒作り
グループで1株収穫し、そこから箒をつくる。
(2024年1月)
〇箒作り
(2024年1月)
園児9名、中学生9名、大学生3名、幼稚園教諭2名、中学校教員3名、大学教員1名でコキアのワークショップ(箒作り)を開催する。
中学生と園児のペアで、箒作りをして感じたことを絵で表現し、共有する時間をもつ。
成果「②持続可能な開発および持続可能なライフスタイル」
・身近な道具(箒)を、自分たちで育てた植物を使って作成できることを体験できたこと。
・上記の活動を、園児の保護者を巻き込んでできたこと。
・園児とその保護者、中学生、大学生、幼稚園教諭、中学校教員、大学教員が交流する場を創設できたこと。
【その他の活動】
・アサガオの栽培(3歳児)
・夏野菜の栽培(4・5歳児)
・東大寺大仏殿への園外保育(5歳児)
・鹿苑への園外保育(3・4・5歳児)
来年度の活動計画
◯本園のESD活動を継続させる。
○3附属(中学校、小学校、幼稚園)で繋がりのあるESDカレンダーを作成する。
○2歳児・預かり保育のカリキュラムを開発する。
○ESD・SDGsに沿った教育目標を視点に、園内研修や公開保育研究会等を行い全国に発信する。