• おおむたしりつまつばらちゅうがっこう
  • 大牟田市立松原中学校

  • Oomuta Municipal Matsubara Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 食育

所在地 〒836-0047 福岡県大牟田市大正町5-4-16
電話番号 0944-53-6035
ホームページ http://www.e-net21.city.omuta.fukuoka.jp/matsubara-jh/
加盟年 2012

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 食育

本校は、教育目標である「豊かな心を持ち、自ら学ぶ力と持続可能な社会を創る生徒の育成」の達成に向けてESDを実践することで、人と人、人と地域社会、過去・現在と未来とのつながりを理解し、自分との関わりを深め、これからの社会をよりよくしていこうとする能力や態度を身につけることを目指している。具体的には、福祉、地域と経済、自分の生き方を柱に、①高齢者福祉に係わる学習、②地域の課題を解決する学習、③これからの自分像を考える学習を実施した。

 

① 高齢者福祉に係わる学習(福祉学習) SDGs 3,11,17

これからの社会を生きていくうえで、社会福祉に対して積極的に関わる姿勢や身近な人への支援を行う態度を身につけていくことをねらいとして学習を行った。市の取組である「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり」について、高齢者施設からGTを招いての講話や認知症を疑われる人への声かけのロールプレイなどを仕組むことで、高齢者福祉のあり方を自分ごととして学習した。

 

② 地域の課題を解決する学習(地域と経済の学習) SDGs 8,9,11

地場産業や経済を中心にした「仕事」を切り口にして、働くことの大切さや大変さ、喜びなどについて学ぶとともに、自らの生き方について考えることをねらいとして学習を行った。地元企業である「いなだ豆」の社長や九州大学の留学生による講話、近隣にある帝京大学生による福祉や救護の体験学習、証券会社による金融教育などを通して、地域の現状とこれからの地域と経済について、自分の生き方について考えた。

 

③ これからの自分像を考える学習(生き方学習) SDGs 4,8,17

働く意味や社会との関わりを考え、キャリア教育の基礎的・汎用的な能力を育成するとともに、将来の自分像を思い描くことをねらいとして生き方学習を行った。「卒業生に学ぶ会」で、卒業生をGTとして招き、中学生の時に大切にしていたこと、今の自分から中学校時代の自分に対して思うことなどを聞いたり、進路先として考える上級学校や企業、施設等をグループごとに訪問したりする活動を行い、自分自身のこれからのキャリア形成について考えることができた。

来年度の活動計画

1年生 福祉に係わる学習(SDGs 3,11,17)

・福祉に関する個人の責任と役割を考え、ボランティア活動等に関わる態度の育成

・疑似体験活動を通した、自己の特性や資質の発見

2年生 地域の課題を解決する学習(SDGs 8,9,11)

・地域に関する個人の責任と役割を考え、地域の継続発展と経済の活性化に対して、解決策を見いだしていこうとする態度の育成

・地域の未来や自己の生き方に対する考察

3年生 生き方学習(SDGs 4,8,17)

・自分の生きがいや働きがいと将来の地域社会のあり方をつなげて考えていこうとする態度の育成

・働く意味や社会との関わりに対する考察

 

○ 各教科、道徳、総合的な学習の時間、特別活動の全ての教育活動を通して、地域とのつながり(ひと・こと・もの)を大切にする。

○ 大牟田SDGsを踏まえた松原SDGsの推進【具体的な活動内容】

残食0運動(SDGs 2) 疑似体験学習(SDGs 3) 学習発表展示(SDGs 4)

みんなのクリーンアップ運動(SDGs 11) 人権、平和学習(SDGs 16)

防災・減災学習(SDGs 11) 食育の視点からの国際理解教育(SDGs 2,6,11)

過去の活動報告