所在地 | 〒473-0934 愛知県豊田市前林町行田60 |
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電話番号 | 0565-52-1353 |
ホームページ | http://www2.toyota.ed.jp/swas/index.php?id=c_maebayashi |
加盟年 | 2015 |
2023年度活動報告
文化多様性, 国際理解, 人権, 福祉, 健康, その他の関連分野
1.活動の概要
本校では、生徒の主体性を育てるために、総合的な学習の時間において、自分たちで課題を設定して解決に向けて追究する活動を行っている。この活動では、年間カリキュラムの中に、「課題設定→追究計画の立案→追究活動→まとめ→情報の発信」というプロセスを設定し、生徒が主体的に実践に取り組めるようにしている。また、生徒の地域社会の役立に立つために進んで行動したいという思いを育て、地域の施設や人材の活用、地域の方々との交流を設定し、地域社会に主体的に生きる生徒の育成を目指している。
① 地域とかかわる~地域の企業訪問を通して~(1年)
「地域とかかわる~地域の企業訪問を通して~」というテーマをもとに、興味をもったSDGsの達成目標について、調べ学習を行った。個人の追究課題を探究していくなかで、地域の企業がSDGsへの取組をしていることを知り、企業へ訪問要請をし、インタビューを行った。企業訪問を通して、SDGsに対する考えが深まった生徒が多かった。今後は、今回訪問させていただいた企業を中心に次年度の職場体験などで地域との連携をさらに図りながら、活動していく予定である。
② 事業所では、どのようなSDGsの目標達成のために活動しているのだろうか(2年)
昨年度に学んだSDGsの取組について、今年度は地域の事業所がどのような取組をしているかを、生徒一人一人が追究課題を設定し学んだ。追究課題を解決する際には、事前に事業所の事業内容や従業員の仕事内容、地域などに社会貢献していることなどを調べた。この調べた内容と、実際に職場体験活動の中で従業員からの聞き取り調査や実体験とを比較して、学びを深める生徒が多くいた。生徒の振り返りから、今回学んだことにより将来の自分の進路や、社会貢献をしたいとどのように生きていくかを考えるなど、これからの人生についてよりよく生きようとする意欲を高めることができた。
③ 仕事のプロから学ぶ ~働くということ~(3年)
SDGsの目標8「働きがいも経済成長も」を達成するために「働くということ」について追究課題を設定した。修学旅行では、追究課題をもとに企業訪問を行った。企業訪問では、それぞれの企業の取組を見学したり、働く方たちの思いをインタビューしたりした。また、修学旅行を支える旅行会社やバスガイドの方にも調査を行い、働く意義や働くことのよさについて様々な視点から考えた。学習を通して働く方たちがお客に喜んでもらえることにやりがいを感じることや、どの方も自分の強みを生かして働いていることを知り、これから自分たちが働くこととどのように向き合っていくかを考えることができました。
来年度の活動計画
<活動計画>
本年度の活動を振り返りながら、反省点などを生かし活動を進めていく予定である。来年度も3学年一貫の大テーマを「共により良く生きる」とし、各学年で個別のテーマを設定し取り組んでいく。
1年生では「地域とかかわる」ことを目標とし、SDGsの観点から前林中学区の「ひと・もの・こと」に関わる追究活動を通して、地域への愛着をもつ生徒を育成する。
2年生では「ともにいきる」を目標として地域への愛着をさらにもち、地域のために自分にできることを考えて啓発、実践していこうとする生徒を育成する。
3年生では「みちをひらく」を目標とし、修学旅行で視野を広げて社会を見つめ、そこで得た経験や知識を生かし、よりよい地域を創造していくために積極的に社会に参画していこうとする生徒の育成を目指す。