• ひょうごけんきたすまこうとうがっこう
  • 兵庫県立北須磨高等学校

  • Hyogo Prefectural Kitasuma High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野エネルギー, 環境, 国際理解

所在地 〒654-0142 神戸市須磨区友が丘9-23
電話番号 078-792-7661
ホームページ https://dmzcms.hyogo-c.ed.jp/kitasuma-hs/NC3/
加盟年 2015

2024年度活動報告

活動分野

環境, 文化多様性, 国際理解, 福祉

本校は、3年間の学びの中で持続可能な開発および持続可能なライフスタイルについて自身の考えを持ち、21世紀をたくましく生きる人材の育成を目指している。併せて、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野から①地球市民および平和と非暴力の文化②持続可能な開発および持続可能なライフスタイルの育成の2つを目標としている。本校ではそれらの実現のために様々な活動や講演等を行っている。

 

実践1 国際交流

昨年度から引き続き、西オーストラリア州のOcean Reef中高一貫校と更に親睦を深めるよう努めた。取組みとしては月に一回、定期的にウェブミーティングを行って相互理解の機会を増やした。最初は両校とも恥ずかしさもあり、日常会話レベルからスタートしたが、回数を重ねるごとに緊張もほぐれ、文化の紹介や学校の紹介を行うことができた。生徒自身が日本とオーストラリアの文化とは感覚的に異なる部分と、そうでない部分があることがわかり、一歩踏み込んだ相互理解ができたことが良い経験となった。

 

 

実践2 JICA訪問、JICA出前授業等各種活動

今年度より、コロナ渦で途絶えていたJICA訪問やJICA出前授業を再開し、生徒の見識を広めるとともに外務省主催の「高校講座」を実施するなど、それぞれの第一線で物事に携わられた方々からお話を聞く時間を持つことができた。いずれの時間においても、その時々に当事者意識をもって行動してきたことが現在につながる旨のお話をされており、生徒の意識変容にとって良い機会になった。

  

 

実践3“届けよう、服のチカラ”プロジェクト

7年前に参加したユネスコスクール全国大会において服のチカラプロジェクトの存在を知り、生徒に紹介したところから取り組みが始まった。毎年、入学間もない1年次生が委員会を発足させ試行錯誤をしながら実施している。今年度は近隣の高校(須磨翔風高校、須磨友が丘高校、須磨東高校)と連携をはかり、回収できる地域を広げて活動を行った結果、約1500着を回収し、届けることができた。

 

実践4 たねダンゴ作成
コロナ禍で外出も控えがちであった5年前に地域に少しでも明るい話題を届けたいという思いから「たねダンゴ」を作成し、学校近隣の地域の方々に配布して日々を少しでも明るく楽しんでもらうための活動を行っている。本年度は約230個のたねダンゴを作り、秋のオープンハイスクール来校者に配布した。

 

 

 

 

 

 

 

来年度の活動計画

ユネスコスクールとして国際交流をとおして文化の多様性を学ぶと同時に日本文化の価値を再認識し、互いに尊重しあえる心を育むことを目指し活動をすすめる。
計画1 来年度も継続して西オーストラリア州のOcean Reef中高一貫校と月1回程度の定期的なウェブミーティング、12月の訪日に際した学校訪問の受け入れを予定しており、より友好を深めていく。
計画2 “届けよう、服のチカラ”プロジェクトに参加。世界の難民の方々の現状を知り、私たちができることを考え、服のチカラプロジェクトに協力することで世界に目を向ける心を育む。
計画3 地域に花を届ける。種ダンゴを作成し地域の方々に届けることで高齢化社会になりつつある地域の明るい心と生活に結びつく手助けとなる活動を行う。
計画4 JICA関西と連携した講演会および、訪問を予定している。国際社会の最前線で活躍している方の話を聞き見識をひろめ、今後の生き方に役立てる。

過去の活動報告