2021年度活動報告

本年度の活動内容

活動分野

生物多様性, エネルギー, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 持続可能な生産と消費

本校は、「エネルギー」「環境」「国際理解」を活動テーマとして、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野の中から持続可能な開発および持続可能なライフスタイルと、異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重の二つの力の育成を目標とした。その実現のために授業や講演等さまざまな形でESD活動を行った。
①エネルギー問題に関わる活動
4年前から校舎への遮熱のため、ゴーヤを栽培し電力消費の削減を試みています。今年も、校内外の清掃活動の一環として集めた落ち葉でたい肥を作り、ゴーヤ・さつまいもの栽培を行い、地産地消を試みました。

②環境問題に関わる活動
来年度から神戸大学の研究グループと合同で多井畑西地区の市民参加型多様性調査およびワークショップへの協力という形で参加することが決定しました。
③たねだんご(たくさんの花の種を混ぜ入れた泥だんご)を作り、地域の方に配り、地域で植物を育てる活動に貢献しています。同時に、花を介した地域との交流を図っています。


④難民問題に関わる活動~服プロジェクト~
ユニクロのご協力のもと、難民に古着を届ける「服のチカラプロジェクト」を行いました。今年度は、コロナ禍のため近隣住民にも依頼して協力していただきました。

⑤SDGs理解
1年生はSDGsの理解の始まりとして講演会を3月に予定しています。2年生は、沖縄・八重山諸島への修学旅行を通して、環境について考えました。現地で取材を試みた生徒もいます。3年生は、英語でSDGsを深め、英語のみでSDGsコマーシャルを作りました。
⑥国際理解に関わる活動
9月にマレーシアから神戸大学に留学中の学生との交流を企画しましたが、緊急事態宣言により延期になり、日程調整中です。1月6日にJICA関西を訪問し、国際協力について学ぶ予定です。
⑦模擬国連
第15回全日本高校模擬国連大会にエントリーしましたが、今年度は惜しくも予選敗退の結果に終わりました。
⑧ユネスコスクールのパンフレット作製
ユネスコスクールのパンフレットを作製して、オープンハイスクールに参加した中学生や保護者に配布して活動をPRしました。

来年度の活動計画

※2022(令和4)年度の活動計画を記入
・オンライン等も活用して海外の学校との交流や留学生との交流を通して、国際理解教育の充実を図ります。
・ユニクロとの連携を図り、「服のチカラプロジェクト」を年間を通して行います。
・ユネスコスクールとの交流や協働プロジェクトの立案や実施を行います。
・SDGsの理解と高校生ができる貢献を考え、実践します。
・トビタテ留学JAPANへの応募やJICA等の取り組みへの参加を行います。
・模擬国連に応募し、世界の国々の状況理解に努めます。
・「高校生国際問題を考える日」への参加等、多くの人に意見を発表できる機会を設けます。
・沖縄・八重山諸島への修学旅行を通して、SDGsについて考えます。
・エネルギーや環境について考える活動を実施します。
・神戸大学の研究グループと合同で多井畑西地区の市民参加型多様性調査を実施し、ワークショップへの協力という形で参加します。