• きたきゅうしゅうしりつきくりょうちゅうがっこう
  • 北九州市立菊陵中学校

  • Kitakyushu Municipal Kikuryo Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒802-0023 福岡県北九州市小倉北区下富野1丁目2-1
電話番号 093-521-0623
ホームページ http://www.kita9.ed.jp/kikuryo-j/
加盟年 2017

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 貧困

① 外国の文化を学ぶ取組(国際理解教育講演会)
福岡県国際交流協会から講師を招聘して、外国の文化に触れる活動を行った。今年度は、村松ルシーラさん(ボリビア出身)に来校していただき、プレゼン資料をもとにボリビアの衣食住や学校等についての話をしていただいた。また、民族衣装を着用し、踊りを披露していただくなど、生徒は楽しみながら講演を聞くことができた。

② 人権教育の取組(人権一人芝居)
子どもの学び館 代表取締役 福永 宅司 様をお招きして、人権一人芝居「君をいじめから守る」を鑑賞した。本校では、17年連続で実施している取組である。生徒は主人公の生き方や考え方を自分自身に重ねながら考えることができた。今後も継続して取り組むことで、生徒一人一人の自己肯定感の向上等につなげていきたい。

③ 国際貢献に係る活動(ユニクロと連携した「服のチカラ・プロジェクト」)
ユニクロの「服のチカラ・プロジェクト」の活動に取り組んだ。まず全校生徒を対象に、ユニクロの社員による出張授業を受けた。生徒は貧困や難民問題等についての知識を身に付けると同時に、本プロジェクトへの活動意欲を高めることができた。その後、実行委員会メンバーを中心に、①ポスター・回収箱・協力依頼文等の制作、②全校生徒への協力の訴え、③関係機関(市民センター及び近隣幼稚園・小学校)への協力依頼や回収作業、④回収した衣服の整理発送等を行った。生徒達は、この取組を通して「一人の小さな力を結集することで、世界の平和や福祉に積極的に貢献できる」ことを学ぶことができた。

④ SDGsに関する学習及び発表(文化発表会)
SDGsに関するテーマを生徒一人一人の興味関心をもとに設定し、調べ学習を行った。第1学年は、環境問題に取り組む地元企業(J-power、シャボン玉石けん)を訪れ、実際に工場や施設見学を行うことにより、新エネルギーや地球温暖化対策などについての理解を深めることができた。工場見学や事前・事後学習において学んだことをプレゼンにまとめ、自分たちができることなどについて、学年代表生徒が文化発表会において全校生徒及び保護者の前で発表した。

⑤ 防災教育の取組
第2学年では、総合的な学習の時間の中で、地域に精通し且つ防災のプロである本市消防職員を講師として招聘して実施する「J-DIG」(参加型災害図上訓練)に取り組んだ。校区防災マップの作成を通して、校区の安全確認等を行い、地元の魅力や注意すべき点について再確認するとともに、防災意識や自治意識を高めることができた。また、家庭科学習における調理実習において「防災食カレー」を調理するなど、防災をテーマに教科横断的な学習を展開したことにより、生徒の学習意欲を高めるとともに、学びの深化を図ることができた。

来年度の活動計画

来年度の活動計画

令和6年度の活動としては、本年度までの活動実績を基盤としながら、以下の4つの活動を柱として内容をさらに深化・充実させていく予定である。

1 外国の文化を学ぶ取組
福岡県国際交流協会の講師による講演会を実施する。外国の文化や社会について広く深く学ぶことで、異文化を受け入れる態度を養う。また、貧困や環境問題など世界レベルの様々な課題について知り、積極的に解決しようとする態度を養う。

2 国際貢献に係る取組
ユニクロと連携した「服のチカラ・プロジェクト」の活動を継続する。この活動を通し、貧困や難民問題等の知識を身に付けるとともに、他と協力して世界の平和や福祉に積極的に貢献しようとする積極的な態度を養う。

3 人権教育についての取組
身近な「人権」について考えさせるとともに、これからの日常生活において、自分や周囲の「人権」を尊重して生活していく態度を育成する。

4 SDGsに係る取組
SDGs未来都市であり、目標達成に向けた様々な取り組みを進めている北九州市の一員として、SDGsへの関心を深めるとともに、持続可能な社会の実現に向けて自ら行動を起こす力などを高めることができるようにする。また、本市に対する郷土愛を深めるとともに、市民として社会参画の意識を深める。

過去の活動報告