• けせんぬましりつつやしょうがっこう
  • 気仙沼市立津谷小学校

  • Kesennuma City Tsuya Primary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野海洋, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 福祉, 持続可能な生産と消費

所在地 〒988-0308 宮城県気仙沼市本吉町津谷松岡126
電話番号 0226-42-2613
ホームページ http://www.kesennuma.ed.jp/tsuya-syou/html/htdocs/index.php?page_id=0
加盟年 2010

2023年度活動報告

活動分野

海洋, 減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 食育

本校は,「志高く,自ら考え,たくましく未来を拓く児童の育成」を学校理念とし,ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して,「自立・責任」「調和・協働」「志・創造」の3つの力の育成を目標とした。そのために津谷小スローガンとして「幅広い人間性の滋養」「未来への飛躍を実現する生きる力」「社会の担い手づくり」を掲げ,人とかかわりながらよりよい生き方を求め地域での役割を果たすことを目指して志教育の充実を図るとともに,国際的な視点に立ちつつふるさとの未来を考えて行動できる児童の育成を目指してユネスコスクールの推進に取り組んだ。
○ 3年 総合的な学習の時間「津谷・馬籠の達人に学ぼう」
地域の伝統芸能「馬籠囃子」について,継承している馬籠囃子保存会の方々から  歴史や願いを聞き,実際にお囃子を体験した。これらの活動を通して児童は地域の伝統行事への誇りやそれを受け継ぎたいという思いを強くし,地域の方々や保護者に成果を発表したいという思いをもって学習発表会で披露した。

○ 幼保小交流活動
全学年で,幼稚園と保育所の子供たちと交流活動を行っている。1年生は生活科 の秋祭りに年長児を招待し,年長児を楽しませようと声の掛け方や説明の仕方を工夫しながら活動する姿が見られた。また6年生は運動会や学習発表会などの学校行事へ年長児を招待し,来年度,入学する子供たちに学校生活への心構えができるよう考え工夫しながら案内していた。活動内容は学年ごとに違うが,どの学年でも児童に相手(幼児)を意識させ,何のためにその活動をするのか,目的を明確にしながら準備を進めた。活動に目的意識をもたせることで,実際の幼児との交流場面でも,児童が積極的に声を掛け進んで関わろうとする姿があった。

○ 5年 総合的な学習の時間「気仙沼の水産業を調べよう」
市の産業と海との関わりを学ぶ活動の一環で,最寄りの小泉海岸に流れ着いたごみの清掃と分類・調査を行った。外国から流れ着いているごみも多く,人間の営みが自然環境に与える大きな影響を知り,海の環境を守りながら海とともに生きるためにはどうしたらよいのか考えるきっかけとなった。

来年度の活動計画

1年生→幼保小交流(自己紹介し合ったりゲームをしたりする)
2年生→幼保小交流(地域の公園で幼保園児と遊ぶ計画を立て,実施)
まち探検(津谷地区,馬籠地区)
3年生→地域の商店の方を講師に招いて講話や押し花体験
地域の伝統芸能の歴史やお囃子を体験して学習発表会で披露,幼稚園児と交流
福祉についての疑似体験,近隣の介護福祉について考える
地域の介護福祉施設の方を講師に招いて高齢者疑似体験
4年生→消防クラブに加盟し,防災教育について学び・実践,児童会祭りでの幼保小交流
地域の自然の豊かさを知る(川の水質調査,さけふ化場見学,稲作体験)
環境保全について考え自然との向き合い方について発表する
5年生→宿泊学習を通して海について学び,発表・実践
夏休みを活用して地域の食材を使った料理コンテストに参加
地域の産業について学び,海洋汚染について調査する
6年生→夏休みを活用して地域の食材を使った料理コンテストに参加
地域の商店街を見学し,地域の特性や今後の課題について考案
地域の食文化について考案・実践・発表
5・6年生→みそ作り,幼保小交流,近隣の小学校との交流会

過去の活動報告