所在地 | 〒911-0045 福井県勝山市荒土町伊波21-2 |
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電話番号 | 0779-89-2016 |
ホームページ | http://hokubutyu.mitelog.jp/ |
加盟年 | 2014 |
2023年度活動報告
エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, ジオパーク
本校は「ふるさとを誇りに思い,未来を切り拓く」を教育目標として掲げ,
①失敗を恐れず,挑戦する生徒 ②自分の思いや考えを発信する生徒 ③心身を鍛え,お互いを尊重し合う生徒 ④ふるさとが好きな生徒 の育成を目指している。また,ESDで身に付けさせたい4つの能力と3つの態度を,身近にある環境問題や人権問題,地域社会との体験活動を通して身に付けさせることも目標としている。今年度は,昨年度まで新型コロナウィルスの影響で規模を縮小して行っていた活動が徐々にコロナ禍以前と同規模と内容のものに近づき,一つ一つの活動を通して,自分の住む地域について,生徒たちの関心が高まっていく様子が感じられた。 具体的な活動としては,生徒会を中心とし「北中まちづくりプロジェクト」と銘打ち,『勝山を美しく,元気に,有名に』というコンセプトのもと,①環境保全に関わる活動,②地域に関わる活動,③福祉に関わる活動を行っている。
① 環境保全に関わる活動 2学年が,本校の校区内にある3小学校と連携し,地域の川の清掃活動および,外来種であるコカナダモやセイタカアワダチソウの駆除を行った。この活動によって,小中連携を通して地域との結びつきを強めるとともに,中学生が地元に貢献することにより,地域から求められていることに気付くことができた。 ② 地域に関わる活動 1,2学年が校外学習で勝山市内や県内他市の散策を行い,自分たちの住む地域の新たな魅力を発見したり,歴史や文化について学んだりした。その後,1学年では集めた資料や写真を活用し,ふるさとポスターやふるさとCMづくりに取り組んだ。2学年では,勝山を元気にしようと仕事や活動をされている方々の話を聞き,地域の歴史や現状,活動内容や思いを知るとともに,自分たちが勝山を元気にするためにできることについて考えた。そして,各地区の文化祭等のイベントに参加し,地域の方と交流した。3学年では,探究学習として「勝山市を元気にするためにできること」について4つの部門に分かれて考えた。商品開発部では,企業見学を通してアイデアを得て,勝山をPRするオリジナル商品開発を目指した。食品開発部では,地元の食材を使った料理を考えた。PR部では,効果的な地域のPR方法について考えるとともに,食品開発部が考えた料理をPRする動画を作成した。環境調査部では,川清掃,ごみの分別,環境保全啓発ポスターの制作を行った。 ③ 福祉に関わる活動 1学年が認知症サポーター講習を受講したり,特別支援学校の生徒たちと交流したりした。特別支援学校生徒との交流会では,簡単な自己紹介をしたり,互いに出し物をしたりして,特別支援学校や支援が必要な人たちについて理解を深めた。
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来年度の活動計画
令和6年度も基本的にはこれまで行ってきた「北中まちづくりプロジェクト」としての活動を柱として,活動を展開していく予定である。今年度は,コロナ禍では縮小していた活動を,それ以前とほぼ同じ形で行えるようになった。また,他校との交流面で,例年行ってきた特別支援学校の生徒との交流だけでなく,コロナ禍で普及したリモート技術を活用し,県外学校との交流を行うこともできた。今年度行った活動をより良い形で実施することを軸としながら,活動の見直しにも努め,教育活動の充実を図っていく。