• いなぎしりついなぎだいろくちゅうがっこう
  • 稲城市立稲城第六中学校

  • Inagi Municipal Inagi 6th Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒206-0824 東京都稲城市若葉台3−11
電話番号 042-331-7222
ホームページ https://www.fureai-cloud.jp/inagi6j
加盟年 2013

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 文化多様性, 人権, 食育

令和5年度 ESD実践報告   稲城第六中学校

六中ブロックで重視する概念  ⑤他者と協力する態度

【今年度の活動内容】

○生徒が自ら課題を見つけ、学び、考え、主体的に判断し、よりよく問題を解決する力を高める。

○自然や伝統文化の学習や体験学習を通し、様々な経験をする。

○生徒同士が協力し、伝え合い、ともに生きる姿勢を育む。

○生徒が、自己を理解し、自己の生き方について考える。

○職業調べ、職業体験、上級学校調べと3年間を見通した系統的な進路学習を行う。

【1,2,3年生 総合的な学習の時間 単元名 「ふれあいの日」】

《関連するSDGsの目標》  11.住み続けられるまちづくりを  3.すべての人に健康と福祉を

◆1年「地域体験学習」 4グループに分かれて活動

〈Aグループ〉午前:坂浜・若葉台の見どころスポット巡り。昼食には非常用保存食アルファ米などを地域の方々と一緒に食べた。午後:城の竹林から切出した竹で、灯篭を制作した。

〈Bグループ〉午前:小麦粉からピザ生地をこねて、ドラム缶の釜で焼上げピザ作り。昼食は作ったピザを地域の方々と一緒に食べた。午後:ペットボトルを加工してペットボトルロケットを作成し飛距離を競い合った。

〈Cグループ〉午前:モルック体験をし、実際にチームで試合を行った。昼食は、地域の方が作られたおにぎりと豚汁を食べた。午後:若葉台の遊歩道の植栽帯にチューリップの球根を植えた。

〈Dグループ〉午前:屋台食のお好み焼き、タコ焼き、わた飴、ポップコーン作りを行い、昼食で地域の方々と一緒に食べた。午後:ボッチャ体験を行い、チームで試合を行った。

一日を通して、地域の方々と様々な形で交流することとができた。地域との交流を経て、未来の若葉台を担う人材育成につながった。地域行事を通して、持続可能な人材育成につながっている。

◆2年「救急救命講習」「救急救命学習」

稲城市消防署、赤十字奉仕団の方の方に講師として来ていただき、救命救急講習を実施した。午前中は消防署の方にAEDをはじめとした心肺蘇生法、午後は赤十字奉仕団の方に三角巾の使い方や毛布を担架にして患者を運ぶ方法について学習した。

今回の学習を通して、中学2年生である自分たちでも災害時や緊急の際には人命救助のためにできることがあると知ることができた。また、人のために動くということも学ぶことができたので、今後の生徒の様子の変化にも期待していきたい。

◆3年「地域理解学習」

自分たちが住む地域について興味深く話を聞いていた。講師からの質問に積極的に答え、学ぼうとする姿勢が見られた。地域の方から話を聞き、自分たちが住む若葉台に誇りを持てるようになったこと、若葉台の地域の一員であるという意識が芽生えたことがこの学習の成果である。

1年時の地域体験学習、2年時の救急救命講習と救急救命学習、そして3年時では地域理解学習で若葉台についての講演を聞くという中学校3年間を通じて、地域について学んだり地域の方と触れ合ったりすることで、生徒たちにとってかけがえのない体験や経験になっている。

 

来年度の活動計画

今年度はコロナが第5類に移行し、活動をどの程度戻していくか、試行錯誤する1年であった。

今後は、11月の「ふれあいの日」だけでなく、積極的に地域の活動に参加したり、地域の方々とのふれ合う機会を増やしたりしていく計画である。

 

過去の活動報告