• ほっかいどうるべしべこうとうがっこう
  • 北海道留辺蘂高等学校

  • Hokkaido Rubeshibe High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 環境, 文化多様性, 国際理解, 福祉

所在地 〒091-0026 北海道北見市留辺蘂町旭公園104−5
電話番号 0157-42-2225
ホームページ http://www.rukou.hokkaido-c.ed.jp/
加盟年 2013

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 環境, 国際理解, 福祉

本校は「優れた教育機会を提供し、社会で自立し共生する力を育む」ことをスクールミッションとして定めており、学校教育活動全体に「持続可能な社会の実現」を目指してSDGsの視点を取り入れ、教科や探究活動の充実を図っている。また、ユネスコスクールが重点的に取り組む分野(異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重)を通して、「多様な人々が多様な価値観を持ちながら生きる未来社会こそが豊かな社会であること」を理解し、その社会を生き抜く力を身につけた生徒の育成を目標としてきた。また、総合学科として多様な選択科目を「国際系列」と「福祉系列」の2系列として、それらを5つのグループ(「国際理解」「環境」「福祉」「保育」「ビジネス」)に分けて、生徒が主体的に取り組むことのできる体制づくりを行ってきた。

今年度は、次に挙げるような活動等を行った。

①福祉・家庭科に係る活動

3年次の課題研究(福祉ゼミ)において、地元のNPO法人の協力のもとキッチンカーによる販売実習を行った。販売した商品は、地元の特産である白いんげん豆を材料とするハンバーガーで、地元の方々から好評価を得た。また、北見市高齢者相談支援センター留辺蘂が主催するオレンジカフェに参加し、認知症予防のレクリエーションを通して地域交流を図ることができた。

②環境に係る活動

3年次の学校設定科目(自然環境研究)において、近隣の養蜂場の指導を仰ぎながら校内での養蜂を実施した。今年で3年目を迎えた。その実績を踏まえ、今年度はつくば市で行われた「ミツバチサミット」に参加し、ショート動画部門では最優秀賞を、ハチミツ品評部門では優秀賞を受賞するに至った。

③国際理解に係る活動

3年次の課題研究(国際ゼミ)において、フェアトレードについての研究・考察を行った。それにより、国際社会の仕組みについて学習するとともに、多くの人に知ってもらおうと広報活動も行った。また、それらの商品を使ったお菓子の試作をするなど理解を深めた。

来年度の活動計画

各教科の年間指導計画にSDGsの項目との関連付けを行うことで、教員と生徒がともに目標を意識できるような取り組みを行っていく。それにより、ユネスコスクールとして教育活動の充実に努める。

地域との交流という観点では、町の幼稚園や保育所、社会福祉協議会やまちづくり協議会、地元のNPO法人の方々と連携を図り、地域に密着した多様な教育活動を実践していきたい。

3年次の課題研究(国際ゼミ・福祉ゼミ)においては、これまでの活動を踏まえ、課題発見から解決までのプロセスを体験的に学習することで、問題解決能力や自発的・創造的な学習態度を育むことを目標とする。

過去の活動報告