• とよたしりつふじおかみなみちゅうがっこう
  • 豊田市立藤岡南中学校

  • Toyota Municipal Fujioka Minami Junior High School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 文化多様性

所在地 〒470-0431 豊田市西中山町蔵屋敷86-1
電話番号 0565-76-2410
ホームページ http://www2.toyota.ed.jp/swas/index.php?id=c_fujiokaminami
加盟年 2014

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 文化多様性

本校は、校訓「ともに生きる」の理念のもと、ユネスコスクールの一員としての取組を通して、主体的に課題をとらえ、解決するための方法を検証し、提案することのできる生徒の育成を目標としている。
①ユネスコスクールの一員として取り組む、総合的な学習の時間
総合的な学習の時間では、SDGsのウエディングケーキモデルのもと、環境・社会・経済の大テーマをもとに三年間を見通した取組を行った。
1年生は「ふじなんの『ふ』はフードの『ふ』」プロジェクト~食べ物からふじなんを変えよう~」というテーマで環境学習を行った。身のまわりで多くの食品が廃棄される一方で、十分に食べ物を食べられない人もいる。そんな現状に、中学生になったばかりの自分にできることは何かを本やインターネットを活用して調べ、ポスター発表した。
2年生は「ミナミの「もしも」をやってみた ~東海地震から私たちを守る104の方法~」というテーマで防災・減災学習を行った。近年発生が危険視されている南海トラフ地震から身を守るために、今の自分にできる防災・減災への取組は何かをタブレット端末を用いてプレゼン発表した。
3年生は「今の私にできること」というテーマで地域貢献に向けた活動を行った。地元の小学校・こども園・公共施設・企業の困り感を解決するために自分にできることは何かを考え、実践し、その活動報告をタブレット端末を用いてプレゼン発表した。
②ユネスコスクールの一員として取り組む、生徒会活動
生徒会活動では、執行部や各委員会の活動をSDGsの17の目標に関連付けて活動を行った。給食委員による残菜を減らすプロジェクト(2 飢餓をゼロに)、福祉委員による募金やペットボトルキャップの回収(4 質の高い教育をみんなに)、保健委員による朝ごはんについて考えるPlus One Projectの実施(3 すべての人に健康と福祉を)、清掃委員の朝のボランティア清掃の実施(15 陸の豊かさを守ろう)などを通して、生徒が一丸となって17の目標の達成のために努めた。
③ユネスコスクールの一員として発信する、藤岡南中学生
一小一中である特性を生かし、ふじなん相談会と称した小中連携型の交流会を通して総合的な学習の時間の学びを発信する場を設けた。

来年度の活動計画

本校では、3年間を通してSDGsのウエディングケーキモデルに基づいた系統的な総合的な学習の時間を展開している。2024年には、1年生でフードロス削減(環境)、2年生で防災・減災(社会)、キャリア(社会)、3年生で地域貢献(経済)という流れで学びを深めていった。その中で、次年度は以下の3点を目標とし、協働的な学びを深めていく。
1つ目は、とよたSDGsパートナーの積極的な授業参加である。各学年の学びの中で、様々な企業・団体に講話などの学びの場を提供して頂く。
2つ目は、SDGsの発信者として成長段階に応じた考えを発表する場の提供である。単元のまとめには、ポスターやパワーポイントを用いた、発表を行う。また地域と連携して行われる藤岡南ふれあいフェスティバルでも、体験的に学びを深めるように努めていきたい。
3つ目は、一小一中の特性を活かして隣接する小学校と連携した総合的な学習の時間の構成である。9年間の見通しをもってSDGsの達成、そして地域へのSDGsアンバサダーとしての役割を果たしていきたい。
次年度も、ユネスコスクールの一員として生徒が「自分には何ができるのか」という視点をもって、課題解決のための方法を提案できる力を育んでいく。

過去の活動報告