| 所在地 | 〒206-0803 東京都稲城市向陽台３丁目２番地 |
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| 電話番号 | 042-378-6101 |
| ホームページ | https://www.fureai-cloud.jp/kou-e/ |
| 加盟年 | 2012 |
2025年度活動報告
生物多様性, 減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 健康, 食育, 貧困
１ 令和７年度重点テーマ
対話力で未来を創る子の育成
２ 児童・生徒に身に付けさせたい力
協創的な人とのかかわりが求められる時代を生きる力として、対話力を重視する。対話力を「互いに尊重し合う心情と協創的な人とのかかわりが生むスキル」と捉えた。
３ 取組内容
（１） 児童に対話力を育む基礎研究
・先行研究、先行実践を活かし、本校が追及すべき対話力及びそれを児童に育む実践方法について基礎的な研究を行う。
（２） 各教科等における対話力育成の実践
・各教科等の授業実践により対話力を育成する。
（３）「１７の目標（169のターゲット）」に対する取組）
・各教科とリンクした取組
・総合的な学習の時間での取組
４ 活動内容
1年 生活科 「あきとともだち」
学校の畑で育てたさつまいものつるを使って、リース作りを行った。リースのかざりには、公園で拾ったどんぐりや木の実を使った。秋らしい自然と関わることを通して、季節の移り変わりや自然の面白さを感じとることができた。
２年 生活 「せかい でひとつ わたしの おもちゃ」
身の回りのゴミになってしまう材料を活用して、『動く』おもちゃを作った。捨ててしまう物も使い方を考えると楽しいおもちゃになることを学んだ。その中からさらに改良したおもちゃを全校行事である「子どもまつり」に出店し、楽しんでもらうためにどうすればよいか友達と話し合ってルールや動かし方の工夫を考えた。
３年 総合的な学習の時間 「なしやぶどうをそだてよう」
梨やぶどうを育てるという体験を通して、なしが病気になったときの対処法や収穫のタイミングなど実際に農家の方に質問をし、よい収穫につながるためにはどうしたらよいか課題解決のために話し合い、考えを深めた。
４年 総合的な学習の時間 「だれもがすみやすい町」
視覚・聴覚障害者との交流から実際に手話体験や白杖を使って歩く体験などを通して障害者の方々の生活を支えるための様々なサポート方法や工夫を知った。また自分たちに何ができるか話し合い、考えたことを発表した。
５年 総合的な学習の時間 「 稲を育てよう 」
自分たちの身近な米の生産について学習した。米ができるまでの行程、工夫を調べて実践していく中で、農家の大変さを知り、食糧生産の大切さを実感した。また、田植えや稲刈りなどの作業を協力して行うことで、自然の偉大さや食物の大切さを感じとった。
６年 総合的な学習の時間「わたしたちの未来を考えよう」
SDGｓの目標についてインターネットや書籍を用いて調べ、調べた情報を基に、「現状の課題」「対策」、「自分にできること」に分けて整理した。ロイロノートやスライドを活用し、プレゼンテーション資料にまとめ、一人一人が発表・提案することで、それぞれの目標についての理解を深めた。
来年度の活動計画
１ ２０２6年度 重点テーマ
・対話力で未来を創る子の育成
２ 児童・生徒に身に付けさせたい力
来年度も「対話力で未来を創る子の育成」をテーマに、ESD教育を進めていく。協創的な人との関わりが求められる時代を生きる力として対話力を重視する。対話力を育成し、互いに尊重し合う心情と協創的な人との関わりを育てていく。稲城市では、ESD教育の学習指導目標として、「他者と協力する態度」「つながりを尊重する態度」等を重視している。来年度も、今年度の実践と反省を活かし、目指すESD教育を継続・発展させていく予定である。そのためには、生活科・総合的な学習の時間と各教科との関連を一層図っていく。また、SDGｓについては、ESDカレンダーを活かして、子どもたちが各教科でのSDGｓをより意識して活動できるように工夫していく。実践を通して、地域を愛し、地域を大切にする児童を育成し、地域の一員として貢献できるような人材を継続して育成していきたいと考えている。