• かつやましりつあらどしょうがっこう
  • 勝山市立荒土小学校

  • Katsuyama Municipal Arado Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒911-0045 福井県勝山市荒土町伊波2-28
電話番号 0779-89-2002
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加盟年 2014

2024年度活動報告

活動分野

エネルギー, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, ジオパーク

本校は「多様性を尊重し、幸せに向かって成長する子どもの支援」を学校教育目標とし、ユネスコスクールが重点的に取り組む持続可能な開発および持続可能なライフスタイルに係る分野の学習を通して、課題を見出し、それらを解決するために、調べたり考えたりする力、自分の思いを相手に伝えようとする力、課題解決に向けて友達と協力し学び合う力の育成を目標としている。

<質の高い教育> 研究主題「子どもの心にわくわくを。全員参加の授業づくり」~思いを言葉にのせて~のもと、子どもを主語にした授業づくりをするために、研究や研修に取り組んだ。

<住み続けられるまちづくりに関する活動> 全学年、地域を題材としたふるさと学習を進めており、地域を知り、地域を好きになり、未来の地域の担い手を育成することを目指している。5年生は、環境をテーマに学習を進め、地域の公園のゴミ拾い、廃棄物を使ったアートギャラリーの見学、間伐材を活用したバイオマス発電の学習、間伐割りばしづくり体験と販売等、体験活動を通して課題を見出し、持続可能なまちづくりのために自分たちができることを考え学習を進めた。

また、PTAと連携し、「親子で考える防災教室」を開催。市防災アドバイザーを講師とし、避難する際のポイントや備えについて話を聞いた後、体育館に簡易テントを組み立てて、家族で入ったり、寝袋で寝たり、新聞紙スリッパをつくったりする体験をした。自助、共助、公助について親子で考えるきっかけとした。

<健康と福祉に関わる活動> 歯と口の健康づくりを推進し、毎日4分間、磨くところがわかる動画を見ながらの歯みがきを継続している。保健給食委員会は、歯磨きの大切さ、磨くときのポイントを歯みがき名人にインタビューしたり、ミニ劇にしたりして集会で全校児童に伝えた。

来年度の活動計画

来年度も引き続き①質の高い教育、②住み続けられるまちづくりに関する活動、③健康と福祉に関わる活動を展開して、『多様性を尊重し、幸せに向かって成長する子どもの支援』を推進する予定である。毎年継続しているサロン活動(福祉)や田植えや炭焼きなどは、体験活動を支えてくださる地域の方々の存在なくして、荒土小の本物にふれる学習は成り立たない。地域の方々との思いを子どもたちと共有し、今の幸せを実感できる学びを深めていきたいと考えている。また、今年度5年生が新たに取り組んだ間伐割りばしの取り組みを継続したり、低学年が毎年行っている稚鮎の放流や、給食に提供される鮎や山のサーモンを食することから、地域の自然の恵みや豊かさを学ぶ学習へと広げていきたいと考えている。

過去の活動報告