| 所在地 | 〒010-1603 秋田県秋田市新屋勝平台１−１ |
|---|---|
| 電話番号 | 010-823-4308 |
| ホームページ | https://akisho.ed.jp/ |
| 加盟年 | 2009 |
2023年度活動報告
生物多様性, 減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, グローバル・シチズンシップ教育（GCED）
本校は「国際社会の構成員であるという意識を持ち、SDGｓの達成に貢献すること」を目的として、「ビジネス実践」をはじめとする様々な学習や学校生活の中で、SDGｓの達成を意識して活動しています。
１．ビジネス実践の授業
「総合的な探究の時間」において、全生徒、全職員が、①ビジネス実践基礎講座、②ＡＫＩＳＨＯＰ、 ③キッズビジネスタウン、④エコロジカルビジネスのいずれかに所属し、SDGｓを意識した活動を行った。
①ビジネス実践基礎講座（１年生）
世の中の仕組みや商品開発・ビジネスマナーの基礎を学び、ビジネスに関する基礎知識を身に付けるとともに、ESDやSDGｓの理念を踏まえて、地域を活性化するためにビジネスプランを作成し、発表した。
②ＡＫＩＳＨＯＰ
秋商（AKISHO）と店（SHOP）を組み合わせた名称で、今年度は10月14日（土）に秋田駅周辺を会場に開催された。生徒たちは、開発課、イベント課、ＣＭ課、広報課、地域貢献課に分かれてそれぞれ企画運営を行った。企業と連携しSDGｓに配慮した商品の開発・販売、秋田の観光資源を活用したツアープランの企画・実施、SDGｓに関する情報発信など、多彩な学習活動が行われた。
③キッズビジネスタウン
高校生が小学生を対象とする模擬的な街を開設し、「労働」「納税」「消費」によって社会の仕組みを体験的に学んでもらう活動である。「質の高い教育」の機会を創出するとともに、高校生はSDGｓの目標のいずれかにつながる店舗の企画運営を行った。
④エコロジカルビジネス班
エコロジカル（生態系保全）とビジネス（経済活動）を両立させた「持続可能な社会」の構築のために行動する力の育成を目標としている。今年は環境問題に関する学習の他に、異文化理解、国際協力についても学習範囲を広げて活動した。
２．生徒会執行部の取り組み
・授業だけでなく、生徒が日常生活の中でSDGｓを意識できるように、ペットボトルキャップと不要な紙のリサイクル活動に取り組んだ。また、学校でのエネルギー使用量を定期的に全校生徒に報告し節約を意識した。
・９月には「国際平和デー」、１月には「ネットいじめを含む学校での暴力といじめに反対する国際デー」を取り上げて全校生徒に呼びかけた。
・「地球環境問題」や「世界の様々な国際問題」を題材とした新聞を発行した。
・「書き損じはがき回収キャンペーン」に参加した。
来年度の活動計画
①来年度も「総合的な探究の時間」を「ビジネス実践」の授業にあてて、ユネスコスクールとして全校を挙げてSDGsに取り組んでいく。その準備として、３学期は次のような学習を計画している。
１／１８ 今年度の活動の振り返り １／２５ SDGｓカードゲーム
２／ １ 講話（秋田ユネスコ協会） ２／ ８ 講話（ＪＩＣＡあきたデスク）
２／１５ 市立広島商業高校との交流 ２／２９ 次年度のビジネス実践のテーマ考案
３／１６ 全国のユネスコスクール活動紹介
②教科科目の授業においても、学習指導計画に「SDGsとの関連」を記載することによって、普段の授業をSDGsの視点から見直し実践する。これによって、各教科科目の学びが「教科横断的な学び」として相互に関連付けられることも期待できる。
③生徒会執行部の生徒を中心として、ペットボトルキャップや古紙の回収、他校との交流などの活動を継続的に広げ深める活動を実践する。