| 所在地 | 〒461-0025 愛知県名古屋市東区徳川1-12-1 |
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| 電話番号 | 052-935-3480 |
| ホームページ | https://aichi-ch.aichi-c.ed.jp/ |
| 加盟年 | 2013 |
2025年度活動報告
減災・防災, 環境, 文化多様性, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育
本校は、「われらの信条」をもとに、「国家及び社会の有為な形成者として、我が国の産業経済の発展に寄与し得る有能な職業人の育成に努める」を教育目標として、各種ESDの実践を通してグローバルな視野を持ち、積極的に情報発信のできる人材の育成を目指している。
さまざまな活動の中から、今年度は①ユネスコクラブの活動、②地域協働ビジネス実践 についての報告を行う。
- 持続可能な生産と消費に関わる活動
ユネスコクラブマーケティング部門の活動の中で、株式会社東海理化のThinkscrapと協力をし、若年層をターゲットにした推し活バッグを開発、販売してきた。しかし、全体の廃棄量からみると、端材の削減量は不十分であること、販売機会が一時的であることが課題であった。そこで、商業高校として学んだ知識を生かしながら、SDGsの目標「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」、「12.つくる責任・つかう責任」の達成を目指し新たな取り組みを開始した。
「QualityControl(品質管理、以下QCとする)」の考え方を活用し、パレート図や特性要因図、マトリックス図などを活用し、現状の課題の分析や仮説を打ち出した。また、商業として学んできたマーケティングの知識から各種分析を行い、製品計画を立てていった。その中で、SNSを活用した宣伝方法に着目し、推し活の専門家にも協力をいただきながら新たな推し活バッグを開発した。このバッグは、車関係やSDGs関係のイベントなどでしか販売していなかった前回のバッグとは違い、協力していただいた推し活の専門家の店舗で販売を行うことにした。その結果、今までとは違う客層にアップサイクルについて知っていただくきっかけを与えることができた。販売に伴い、バッグに使用する端材も増えたため、目標としているシートベルトの廃棄量削減にも協力することができている。現在は推し活バッグ第3弾として、新たな製品を開発、販売に向けて取り組みをスタートしている。
- 持続な可能な生産と消費に関わる活動、平和教育
2025年、戦後から80年という節目の年に、ITビジネス科2年生が、株式会社タイヨーと連携し、「広島平和記念公園に寄贈された折り鶴」を活用したエシカルキーホルダーの企画・制作に取り組んでいる。この取り組みは、ただ歴史を学ぶのではなく、平和の願いを“かたち”にして社会に届けることを目的とした実践型の学びである。広島に寄せられた折り鶴を再利用するという意義に共感し、「私たちの地域からも平和の想いを広げたい」とプロジェクトを始動させた。キーホルダーには、実際に広島平和記念公園に寄贈された折り鶴を封入し、戦争を経験していない世代が、平和のメッセージを“伝える側”として行動する新たな挑戦としてスタートした。
このプロジェクトは、「地域協働ビジネス実践」という授業の一環として行われており、生徒自身がデザインしたキーホルダーを完成させた。Adobe Illustratorを使い、オリジナルデザインを制作。各地域のモチーフを取り入れたキーホルダーとして完成させた。観光土産や記念品として魅力的な商品を目指しており、さらに購入・着装することで平和や環境保護活動などへ間接的に参加出来るよう、収益の一部を任意団体への寄付を奨励するドネーション商材としての仕組みを取り入れた。平和への思いを込めたモノづくりを通じて、社会貢献・地域振興・キャリア教育を同時に実現する新しいビジネス教育の形として取り組んでいる。
来年度の活動計画
本校では、今回報告に挙げた活動以外にも、企業と連携した商品開発や、校外学習、外部講師からの講話など、毎年新たな活動を行っている。
商品開発をはじめ、これまで培ってきた教育活動をさらに向上させていくとともに、新たに魅力ある活動を模索していきたい。
