| 所在地 | 〒562-8543 大阪府箕面市如意谷1-13-23 |
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| 電話番号 | 072-723-6150 |
| ホームページ | https://www.assumption.ed.jp/primary/ |
| 加盟年 | 2017 |
2025年度活動報告
生物多様性, 海洋, 減災・防災, 気候変動, 環境, 文化多様性, 国際理解, 平和, 人権, ジェンダー平等, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育, 貧困, グローバル・シチズンシップ教育(GCED)
本校は、「誠実・隣人愛・喜び」をモットーとし、「国際理解」「食育」「奉仕活動」を行なっている。また、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、他者と協働し世界の平和に貢献する力の育成を目標としている。その中でESDを「児童一人ひとりが果たす使命」と捉え、具体的に以下の活動を行った。
1. 系統的な探究活動と食育による「命の循環」の理解
各学年において「生命の循環」「国際理解」「世界平和」を軸とした探究学習を展開した。特に食育の授業では、日々の食事が多くの命に支えられていることを学習し、生命の繋がりと循環を深く考察した。これらの学びは、身近な生命への気づきから、世界が直面する課題を自分事として捉える視点へと発展し、自分自身や他者の命を尊ぶ「誠実」な生き方の土台を築く成果を上げた。
2. 外部連携による持続可能な未来社会の模索
「大阪・関西ASPnet」主催のアジア・北欧ASPnet国際フォーラムに代表児童が参加した。中高生や海外の加盟校と共に「持続可能な未来社会」をテーマに議論を重ね、本校の奉仕活動の実践を基に、子どもの視点から平和への具体案を提言した。対話を通じ、経済的な格差や国内政治の不安定さ、深刻化する環境問題といった多角的な課題を再認識した。この経験は、複雑な社会情勢の中で他者と協働し、新たな価値を創出する「グローバル・シチズンシップ」を体現する場となった。
3. 実践的な奉仕活動と地域との協働
4年生は「服のチカラプロジェクト」に参加し、校内全体に古着の回収を呼びかけ、難民の子供たちへの支援を行った。この主体的なアクションに加え、10月末には学院全体で「チャリティ・デー」を実施した。児童のみならず保護者や近隣の飲食店も共に活動に参加し、当日の売り上げは全額寄付されるなど、学校の枠を超えて地域社会が一体となり、奉仕の輪を広げる大きな成果が得られた。これらを通じて、児童は「隣人愛」が地域や世界へ波及していく様子を肌で感じ、自分たちの行動が直接的な社会貢献へと繋がる喜びを深く学ぶ貴重な機会となった。
来年度の活動計画
次年度は、今年度に見られた児童の主体的な問題解決姿勢を継承し、課題であったカリキュラムの系統性を再構築する。単発のイベントに終わらせず、6年間の「縦の繋がり」を意識したESDカレンダーを刷新し、世界が抱える諸課題を自分事として捉える機会を構造的に配置する。
具体的には、教員研修を重ねることで教科横断的なプロジェクトを創出し、4年生の「服のチカラプロジェクト」や「チャリティ・デー」で培った地域・外部との連携を全校的な学びに広げる。国際フォーラムで議論された格差や環境問題等の多角的な視点を各学年の探究活動へ還元し、児童が「世界のために今の自分ができること」を多角的に考え、実行する場面を増やす。継続的な献金や食育活動についても、その意義を児童と共に問い直し、ふり返りを行うことで、活動を内面化させる。地域社会と手を取り合いながら、持続可能な社会の創り手として行動できる「世界に貢献できる子」を組織的に育成する。
