| 所在地 | 〒381-0016 長野県長野市南堀77-1 |
|---|---|
| 電話番号 | 026-251-3350 |
| ホームページ | https://www.shinshu-u.ac.jp/faculty/education/naga-sho/ |
| 加盟年 | 2018 |
2025年度活動報告
持続可能な生産と消費
本校では、昨年度に引き続き「ひとりだち」を目指す子ども像に据え、自ら考える力を子どもの内から育成しています。学びは各教科の領域にとどまるだけでなく、子どもたちの本当の問いを軸にして、淀川茂重の「総合」の理念のもと展開し、子どもたちとの日々のくらしの中で紡がれています。そのような本校の4年2組の今年度の取り組みを報告いたします。
活動テーマ「廃棄を無くそうプロジェクト~0円から誰かの笑顔を~」
4年2組では、総合的な学習の時間で、廃棄になっているものに自分たちの手で新たな利用価値を生み出す活動を通して、関わるひとを笑顔にしていくことを目標とした「廃棄をなくそうプロジェクト」に取り組んできました。学習の始まりはリンゴ農家さんが生産の過程で捨ててしまっている「摘果リンゴ」を対象としてみつめて、新たな利用価値を探りました。摘果リンゴの味や香りを生かす難しさを痛感していくと同時に、くらしの中にある「摘果リンゴ」以外の廃棄も自分たちの手で利用価値のあるものに生まれ変わらせたいと願っていきました。そして家屋の建築過程で生まれる「廃木材」、調理の過程で生まれる「廃油」、給食で毎日捨てている「牛乳パック」を新たな対象として見つめていきました。そのような活動を進める中で、「これなら、手にした人が、笑顔になれるかもしれない」という可能性に出合い、「商品として販売したい」「販売し、得た収益で、また別の人の笑顔を生み出せるかもしれない」と考えていく子どもたちの姿がありました。そこで、善光寺びんずる市のクラフト部門で出店することにしました。購入したお客さんが「いい活動だね」と声をかけてくれました。廃棄を商品にした活動の「いいところ」を考えていく中で、ゴミが減り環境保全に貢献していることに気づき、活動の価値を実感することができました。
来年度の活動計画
まだ未定ですが、本校では「内から育てる」の理念のもと、各クラスがテーマの異なる中核活動を展開しています。その年に出会う教師と子どもたちで話し合い、その年に活動していきたい、共に学びたい内容を考えていきます。これまでに、耕作放棄地の利活用や、ソルガムの栽培、動物飼育、栽培活動が主に決めだされてきました。来年度になったところで各クラスが子どもと教師でどのような中核活動にしていくのかを決め出し、その中でユネスコの目指す地球市民や持続可能な開発の視点を大切にしながら、ユネスコスクールとして活動していくものを考えていきたいと思います。
