• おばましりつうちとみしょうがっこう
  • 小浜市立内外海小学校

  • Obama Municipal Uchitomi Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野海洋, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 持続可能な生産と消費

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所在地 〒917-0106 福井県小浜市阿納尻45-9
電話番号 0770-53-3052
ホームページ http://edu.city.obama.fukui.jp/uchitomi/
加盟年 2013

2025年度活動報告

活動分野

海洋, 気候変動, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 食育

本校の校区は、かつて若狭の海産物を京の都へと運んだ物流の大動脈「鯖街道」の起点に位置する。この歴史的遺産は地域の誇りであるが、児童にとっては日常の風景の一部であり、その価値や現代における意義を深く捉える機会は少なかった。そこで小学校生活の集大成となる第6学年において、鯖街道の終点である京都での発信活動を通し、郷土の価値を再認識するとともに、地域社会の一員としての自己有用感を育むことをねらいとして、活動を進めていった。
初めに、鯖街道の歴史について学んだ上で、実際に自分たちで歩くことで昔の人の苦労や鯖街道を守る人々の思いに気づくことができた。鯖街道の終点に位置する「京都出町桝形商店街」で小浜のPR活動も実施し、パンフレットを用いて、商店街を訪れる人々に小浜の魅力やへしこを紹介した。歴史的な繋がりのある場所へ実際に足を運び、自分たちの言葉で情報を発信したことは、大変貴重な学びの場となった。
活動を通じ、児童は「地域への誇り」を確かなものにした。 当初は不安気だった児童も、商店街の方々から「小浜から来たんか、懐かしいな」「へしこ、美味しいよね」と温かい声を掛けられることで、表情が自信に満ちたものへと変化した。振り返りでは、「自分たちの住む内外海のことを、遠く離れた京都の人にもPRできてよかった」「鯖街道はただの道ではなく、人と人をつなぐものだとわかった」という記述が見られた。外部との交流を通し、客観的な視点でふるさと内外海の価値を再発見できたといえる。
本実践により、児童は地域の歴史が現在の自分たちと地続きであることを学んだ。今後は中学校への進学を見据え、この経験をより広い視野での地域貢献活動へとつなげていきたい。

来年度の活動計画

本校は、全学年でふるさと内外海の海について学習している。鯖はふるさとの宝の一つであり、低学年より生活・総合的な学習の時間を中心に探究を進め、系統的に学びを深めている。特に、高学年では、総合的な学習の時間に「へしこ」「なれずし」について学習することを通して、ふるさと内外海のよさや課題について学びを深める。実際に「へしこ」「なれずし」を作る体験から伝統を受け継いでいこうという意欲を高め、PR活動や販売活動を行い、県内外の人にも内外海の伝統食を広く知ってもらう活動をする。また、実践した成果を学習発表会で全校児童、保護者、地域の方々に発信する。

過去の活動報告