| 所在地 | 〒505-0303 岐阜県加茂郡八百津町伊岐津志2803-6 |
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| 電話番号 | 0574-43-1231 |
| ホームページ | https://school.gifu-net.ed.jp/yaotsu-hs/ |
| 加盟年 | 2018 |
2025年度活動報告
生物多様性, 環境, 平和, 人権, 持続可能な生産と消費, 健康
本校は「自立・実践・創造」を学校理念として、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して「地域を知り、地域で育ち、地域に貢献できる社会人として生きる力」の育成を目標として活動した。
①「ふるさとを知り、ふるさとを守る」持続可能な生産をつなぐ教育
本校では高校生活三年間を通して、「ふるさと教育」をとても大切にしている。
一年生はふるさとである「岐阜」を知り、学び、親しむため、「高山研修」を行った。また、全員が地元の商工業所・事業所において3日間のインターンシップに取り組み、地域観、職業観を身に着けた。
二年生では、就職を希望する23名の生徒が、一年間を通して毎週木曜日に地域の事業所で企業実習を行う「デュアルシステム」に取り組み、地域と連携したキャリア教育を行うことができた。
三年生では、一部の生徒が「郷土の歴史と地理」という授業の中で、熊騒動もあって五宝の滝は取り止めて、国の史跡である地元の「金山城」や「岐阜バンジー」などの見学を行った。また、進学から就職まで様々な進路ガイダンスを行うことで、三年間を通して地域社会を知り、社会に貢献できる心を育むとともに彼らの自己実現を目指した。
学校全体としては、少子高齢化が進んでいる八百津町を元気づけ、地域との交流を深めるために、八百津町産業文化祭等の地域行事やボランティアに多くの生徒や教員が積極的に参加した。
また、地域の環境美化のためにロードプレーヤーや通学路清掃に全校生徒で取り組んだ。その他にも地元の小中学生などとの交流を通して地域との連携を強化することができた。

②生物多様性、環境問題への教育
本校では、生物多様性、環境問題への現代社会の課題を自らの課題ととらえESD(持続可能な開発のための教育)を実践しており、「地域を知り、地域で育ち、地域に貢献できる社会人として生きる」人間の育成を目標として、活動を行った。本校は木曽川が長野県から岐阜県に入った30kmほど下流の峡谷の高位段丘に位置し、グラウンドの南側はスギやヒノキの人工林やアカマツの二次林が広がっている。その二次林には曲がりくねった山道が一本あり、4kmほど歩いていくと学校のグラウンドと同じ大きさの農業用ため池がある。本校自然科学部は5年前からこのため池での環境調査を行っており水質調査や生物相調査を行ってきた。水質調査の結果、様々な種類のマイクロプラスチックを発見することができ、昨年度までに地域の環境フェアや高校生による研究発表会で報告してきた。
今年度は、ため池の微小マイクロプラスチックの侵入経路を解明するため水中ドローンに加え、ドローンを用いて大気中の微小マイクロプラスチックを回収・分析した。
③人道的価値観をはぐくむ活動
本校は「命のビザ」で活躍された杉原千畝氏に縁が深い。人道的な道徳観をはぐくむため、毎年一年生全員を対象に、八百津町元国際指導員のリバーモア・ハニト氏に講演をいただいている。
また、家庭科の授業では「車いす体験」「認知症サポーター講座」を通し、人権意識の構築と育成を目指した。学校全体としては、「人権映画鑑賞会」を通して様々な観点から人権について生徒一人一人が考えることができた。


来年度の活動計画
①人道的価値観をはぐくむ教育
杉原千畝氏の精神を受け継ぐ人道教育を継続発展するとともに、地域でのボランティア活動に積極的に取り組む。
②社会での調和と自立を目指した教育
デュアルシステムやインターンシップ活動を引き続き行い、社会に貢献できる生徒の心身の育成、また地域の行事にも積極的に参加していく。
③ふるさとを知りふるさとを守る教育
町の特色ある行事を通し、ふるさとに愛着を持ち、守っていく心を育てるとともに。自ら進んで取り組める資質・能力を養う。
