• ならしりつやぎゅうしょうがっこう
  • 奈良市立柳生小学校

  • Nara Municipal Yagyu Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 人権, 食育

所在地 〒630-1231 奈良市柳生下町138
電話番号 0742-94-0223
ホームページ http://www.naracity.ed.jp/yagyuu-e/
加盟年 2013

2025年度活動報告

活動分野

世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 食育

現在、全国的にすすむ高齢化に加え、山間地域においては、日常生活やコミュニティの維持が課題となっており、奈良市東部山間に位置する柳生小学校区においても、ここ数年来、これらの課題が特に顕在化しているところです。

本校は「心豊かで、自ら学び、自ら考える力をもち、たくましく生きる子どもの育成」を学校教育目標としています。今年度は、SDGs達成に向けたESDの実践として、ユネスコスクールにおける重点3分野を基軸とし「新たな時代を生き抜く力」「地域を誇らしく語れる力」の育成を目指し、以下の取組を進めました。

(1)世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財に関する学習活動

5年生では「奈良の世界遺産を学ぶ」として、興福寺・奈良国立博物館・東大寺を訪れ、奈良の世界遺産・文化財について学習を深めました。少人数のクラスの近隣校と合同で活動する中で、改めて奈良の歴史の深さや観光客に愛されている姿を直に感じる経験ができました。また、奈良を訪れていらっしゃる外国人観光客に英語で挨拶し、奈良の良さを伝え交流することができました。仲間とともに、奈良の良さを誇らしく語れる機会をもつことができました。

 

 

 

 

6年生では「柳生の良さをPRしよう!」のテーマで、総合的な学習の時間をつかって、柳生にちなんだ名所・歴史的建造物・自然・食を楽しみながら、たくさんの方に知ってもらおうと、やぎゅモンスゴロク作りを進めていきました。さらに、自分達で考えたキャラクターを使ったやぎゅもんカードとアイテムカードを作り、柳生の名所・名人・名産品・歴史的建造物などをスゴロクに入れる工夫をしました。そして全校児童やおうちの方や地域の方とやぎゅモンスゴロクで遊ぶことで、柳生の良さを楽しみながら知らせる活動ができました。また、柳生観光協会や印刷会社様のご協力で、やぎゅモンスゴロクとQRコードがついたスゴロク紹介名刺カードの制作において、著作権の大切さやスゴロクゲームで人とのつながりができることに気づくことができました。

今後、地域の祭りで、児童が制作した柳生の良さを知ることができるやぎゅモンスゴロクを自分達でデザインした紹介名刺カードをくばりコマーシャルし、ブースで実際に地域の方に遊び方を児童が説明し、遊んでいただく活動を計画しています。

  

  

  

  

(2)平和に関する活動

5・6年生では広島への修学旅行にむけて平和学習をすすめ、11月の修学旅行では実際に広島平和記念公園や原爆資料館を訪れました。フイールドワークで語り部さんと戦争でどんなことがあったかを実際に目で見て確かめ、平和への思いを高める活動をしました。

学期に1回「全校道徳」の時間として、全校児童合同での道徳授業を実施しています。今年度は、11月の人権参観時に、全校児童と保護者と地域の方々に6年生が平和学習で学んだことを伝え、広島でのセレモニーを再現し平和への思いを発信しました。また、全校児童で、「4人でケーキを分けよう」のワークショップを行った。グループでどのように工夫してケーキを分け合ったのかを話し合い、思いやることで自分達ができる平和の一歩をつくることができると感じることができた。平和な小学校をつくるために自分たちにできることを話し合い、自分たちの学校生活に生かそうとする姿が見られました。

  

  

  

  

(3)食育に関する活動

市内小中学校より栄養教諭を講師にお招きし、「食育」に関する指導を行っていただきました。「いろいろなたべものをたべよう」「やさいとなかよし」「健康な体を作るために」など、各学年の発達段階に応じ、生きる上での基本であり知・徳・体の基礎ともなる「食」に関する知識を広げることで、健全な食生活の実現に向けた態度を養いました。

2・3年では、生活科の学習で、奈良県の特産物である「柿」を使って、地域の方に、干し柿作りを体験しました。奈良県で日常的に食べている柿は、お正月を迎えるにあたり、お鏡に飾る干し柿を柳生の各家庭で作っていること、また串にさす柿の個数は、「いつもにこにこ仲睦まじく」という句にちなんで、串の端に2個ずつ、内に6個をさして手作りする由来も、ゲストティーチャーに教えていただきました。だんだん家庭で干し柿づくりを行うところは、減少しているが、「干し柿」について学び、実際に「干し柿」を作る体験をすることで、無形文化遺産である食文化を繋いでいく意欲を育てることができました。

  

  

来年度の活動計画

これまで取り組んできた「世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財に関する学習活動」「平和に関する活動」「食育に関する活動」に加え、来年度は、地域住民と連携しながら「減災・防災教育に関する活動」を進めてまいります。これらの取組を一層深化させていくことで、「新たな時代を生き抜く力」「地域を誇らしく語れる力」など、児童一人ひとりが、持続可能なこれからの社会の担い手としての意欲や態度を身につけさせたいと考えています。

過去の活動報告