| 所在地 | 〒981-3311 宮城県富谷市富谷狸屋敷85番地 |
|---|---|
| 電話番号 | 022-358-2089 |
| ホームページ | https://www.tomiya-city.miyagi.jp/site/tomiyasho/ |
| 加盟年 | 2018 |
2023年度活動報告
環境, 福祉, 食育
本校は，伝統文化や歴史，豊かな自然に囲まれた環境の中に立地している。これらの地域素材を生かし，子供たちが友達と協力しながら調べ学習に取り組み，「追求する力」「協力する力」「進んで触れ合う力」を付けながら，地域を大切にしていこうという態度を養っていくことを目標としてきた。ＥＳＤ教育の視点は地球規模であるが，まずは子供たちの身近にある素材から始めることでＥＳＤ教育につなげてきた。
各学年で取り扱う地域素材は，下記のとおりである。
１年生…草花・野菜 ４年生…田植踊り
２年生…地域社会・食育 ５年生…ぽんぽこ米（学校田）
３年生…ブルーベリー・はちみつ ６年生…富谷の歴史・未来のまちづくり
各学年の具体的な取組は，下記のとおりである。
【１年生】アサガオをはじめとした種を収穫できる植物やサツマイモを育て，継続して世話しながら，収穫への期待を話したり書いたりした。
【２年生】自分たちが住む町の施設や店舗，そこで働く人々について調べたり，実際に訪れたりした。
【３年生】養蜂の様子を観察したり，講話を聞いたりして，それらの内容をまとめた。また，高校生からブルーベリーの染め方を教えてもらい，実際に体験した。
【４年生】田植踊り保存会の皆様や学芸員の方から指導いただき，田植踊りを教わり，学習発表会で披露した。
【５年生】地域の方の助けをいただきながら，米作りを行った。また，米作りについて調べ学習を行いまとめた。さらにお世話になった地域の方を招き，感謝の会を行った。
【６年生】富谷市や修学旅行先の会津若松市の歴史・自然・人物について調べ学習を行い，成果をまとめた。
今年度の成果（○）と課題（●）については，下記のとおりである。
○身近な素材をもとに調べ学習や体験活動をすることで，友達や地域の方々と触れ合う機会が増えた。また，興味・関心を高めながら協力して学習に取り組むことができた。
- 子供たち自身が自ら課題を見付け出し，解決していく場を設定することが難しかった。
来年度の活動計画
本校では，「ふるさと富谷への思いを深め，ふるさとを創っていく児童の育成」をＥＳＤの目標に掲げ，１・２年生は生活科，３～６年生は総合的な学習の時間を中心にして実践活動を展開していく。各学年のテーマは下記のとおりである。
１年生…草花・野菜（年度始めに学年内で再検討の予定）
２年生…地域社会・食育（年度始めに学年内で再検討の予定）
３年生…「知ろう・創ろう・富谷の特産品」
４年生…「受け継ごう・富谷の田植踊り」
５年生…「育てよう・私たちのぽんぽこ米」
６年生…「富谷の歴史博士になろう」「富谷の未来のまちづくり」