所在地 | 〒063-0002 北海道札幌市西区山の手2条8丁目5-12 |
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電話番号 | 011-611-7301 |
ホームページ | http://www.yamanote.ed.jp/ |
加盟年 | 2012 |
2023年度活動報告
世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, ジェンダー平等, 持続可能な生産と消費
本校は、「真理を求め、知性を磨き、敬愛、自立の精神を養い 心身ともに、健康な身体を持つ良き社会人として 国家社会に貢献する、有益な人間を育てる」ことを建学の精神としている。ESDは将来社会にでたときの課題解決能力として重要な教育であると捉え、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して自ら考えて行動できる力の育成を目標としている。
今年度は、コロナウイルスによる行動制限も解除されたため、数年ぶりにグループワークなどを取り入れながら、対話的・主体的な深い学びをさせることができた。
ジェンダー教育
NPO法人北海道レインボー・リソースセンター L-Port代表理事の中谷衣里様をお迎えしてLGBTQ+についての講演会を行った。性を取り巻く学校の中にある課題を教員も生徒も考えるきっかけとなり、男女平等と女性に対する有害な慣行の根絶に関して理解を深めた。
持続可能な生産と消費
持続可能な開発のための17の国際目標について、世界が抱える様々な問題の「事実と数字」を理解し、関連記事を通して、世界各地における問題とそれに対する取り組みを調べた。さらに、感じた事、考えた事とともに、自分が今できる事、しなければならない事についてまとめた。少人数のグループでの意見交換を取り入れることができた。
また、キャリア教育を通して、グローカルの理念のもと、2カ月間、日本の企業における持続可能な生産と消費についての動画を視聴し学習を深め、札幌市内における企業での職業体験を通じて理解を深めた。
異文化交流
本校では、毎年外国からの留学生を受け入れている。留学生との日常生活を通して、留学生は日本の文化を知り、日本人生徒たちは普段知ることのない外国の文化に触れ、文化の多様性を肌で感じることができている。
また、2年生の修学旅行を広島とし、事前・事後学習を通して、平和及び世界遺産についての理解を深めた。
来年度の活動計画
令和6(2024)年以降の計画については、現在、レビューアドバイザーからの助言をもとに中期活動改善計画を作成中である。
まずは、ユネスコスクールとしての校内組織づくり、活動内容のブラッシュアップをしていく予定である。また、教員がユネスコスクールについての理解を深め、生徒ともに考える体制を整えることが必要と感じている。
令和6(2024)年度は、今年度実施した内容をより深められるような取り組みを検討していく。