• とよはししりつおいつしょうがっこう
  • 豊橋市立老津小学校

  • Toyohashi Municipal Oitsu Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

所在地 〒441-3301 豊橋市老津町字宮脇15-4
電話番号 0532-23-0025
ホームページ http://www.toyohashi-c.ed.jp/oitsu-e/
加盟年 2014

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 平和, 福祉, 持続可能な生産と消費, 食育

<活動の概要>
・本校は、地域や社会の様々な問題をとらえ、「人とのつながり」と「体験・本物」をもとにしたESDの実践を通して、考える力の育成を目標とした活動を展開している。
・具体的には、「地域を愛する心」、「地域の歴史と文化」、「地域の未来と自分の未来」を柱に取り組んだ。

➀地域を見つめなおす(3年・5年)
3年生は、老津消防団を招き、消防団の仕事について話を聞いたり、消火器の扱い方を教わったりして消防団の役割について学んだ。さらに、消防団は地域の見守りを行う「地域のヒーロー」であることを知った。多くの子が消防団にあこがれや感謝の気持ちをもちつつ、消防団員の大変さや必要性を本音で語り合った。そして、消防団の存続に向け、自分たちにできることはないかと考え、動き出した。
5年生は、校区にある食品会社が力を入れているSDGsの取り組みについて学んだ。老津校区はキャベツ畑が広がっており、そのキャベツの規格外品を仕入れていることや、豊橋産のトマトや鶏肉、ウズラ卵を使ったカレーを開発したことを学んだ。エコパッケージに盛り付けられたカレーを試食し、“地産地消”“環境保全”の実際に触れた。
➁歴史から学ぶ(4年)
社会科の「郷土の発展につくす」という単元をESDの視点で捉え、4年生は「先人の苦労と努力を未来につなげる」総合的な学習に取り組んだ。かつて漁業が盛んだった老津が、どうして現在のような農業が盛んな地域へと変化してきたのか、昔の地図や郷土史から疑問に思ったことを調べ、さらには地域の古老から話を聞き、追究していった。そして、自分たちが調べてわかったことを劇仕立てにし、保護者や地域の方、在校生に向けて発信した。その締めくくりには、漁業から農業に切り替える際の苦労に思いをはせ、あきらめずに努力し続けたことに敬意をはらい、今後もこのことを語り継いでいきたいとの思いを発表した。
➂平和の尊さを学ぶ(6年)
6年生は、社会の太平洋戦争の学習で、豊橋も空襲の被害を受けたことを学んだ。さらに、総合的な学習では地域の近くでも渥美線電車機銃掃射事件という惨劇があったことを知り、どのような被害があったのかを証言集をもとに調べ、学習を進めていった。被害者の遺族や電車に乗り合わせて助かった方から話を聞いたり、事件のあった現場へ出かけたりした。これらの学習を通して感じた戦争の悲惨さや、戦争のない日本を未来につないでいくために、自分たちにできることを保護者や地域の方、下級生に向けて発信した。

来年度の活動計画

令和6年度活動計画

1年 食育「やさい(サツマイモ・ダイコン)をそだてよう」

2年 食育「やさい(夏野菜・サツマイモ・ダイコン)をそだてよう」
地域の文化財「わたしの町 はっけん」

3年 減災防災「かっこいいな、消防団」
無形文化遺産「受け継がれる祭りと人々のねがい」

4年 環境・地域の文化財「老津の海 調べ隊!」

5年 食育「老津米をつくろまい!」
福祉「ともに生きる」
食育・持続可能な生産と消費「企業のSDGsから学ぶ~豊橋の食は豊橋で作る~」

6年 減災防災「地震に対する自信を自身で~地域に自分ができること~」
平和・世界遺産「地域の戦争被害について調べよう~渥美線機銃掃射事件~」

過去の活動報告