• けせんぬましりつおおやしょうがっこう
  • 気仙沼市立大谷小学校

  • Kesennuma Ohya Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野生物多様性, 海洋, 減災・防災, 環境, 福祉, 持続可能な生産と消費

所在地 〒988-0273 宮城県気仙沼市本吉町三島28
電話番号 0226-44-2202
ホームページ http://www.kesennuma.ed.jp/ooya-syou/html/htdocs/index.php?page_id=0
加盟年 2010

2023年度活動報告

活動分野

生物多様性, 海洋, 減災・防災, 環境, 世界遺産・無形文化遺産・地域の文化財等, 国際理解, 平和, 人権, 福祉, 持続可能な生産と消費, 健康, 食育

本校は,「地域の人々や自然とのふれあい,地域課題の解決を通した持続可能な社会の実現」をテーマとして,ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して,自ら課題を見付け,粘り強く,主体的に追究しながら,生活や自己の生き方を考える力の育成を目標として各活動に取り組んできた。

1 地球市民および平和と非暴力の文化

「人間の安全保障フォーラム」の方をお呼びして,5,6年生を対象に「子どもの権利条約」についての学習会を行った。権利の種類や自分が大事にしたい権利は何かを話し合うことで,自分たちに保障されている権利について見直す機会となった。

2 持続可能な開発および持続可能なライフスタイル

10月に実施した学芸会では,6年生がこれまで取り組んだ学習活動を素材としてオリジナル劇「大谷クリーン大作戦!~大谷の未来のゆくえは……?~」を創作し上演した。大谷海岸の環境保全に取り組んできた方々の思いを受け継ぎ,これからも美しい海岸を守っていきたいという思いを込めた。自分たちの思いがより伝わるように,課題があればみんなで話し合うなどの主体性や協働性が見られ,その思いは観客に届き,地元の新聞でも取り上げられた。

3 異文化学習および文化の多様性と文化遺産の尊重

朝会時にALTが講話を行った。これは,多くの国で生活をし,広く友人のいるALTが,各国の生活の様子や様々な仕事に従事している方を紹介することを通じて,世界には多様な人,文化があること,そして共通言語を取得することにより,自分たちも世界中の人々と交流することが可能であること,だから英語を積極的に学んでほしいということを伝えるものだった。外国の方との出会いが少ない児童にとって,世界の人や文化に気付く貴重な機会となった。

来年度の活動計画

各学年の活動計画では,「自然」「防災」「産業」「文化」「福祉」に関する活動内容を取り入れる。1・2学年では主に生活科,3学年以上については主に総合的な学習の時間を活用して取り組む。

1学年・・・「なつがやってきた(地域)」「いきものとなかよし(地域)」

「あきのおもちゃまつりをしよう(地域)」

2学年・・・「どきどきわきわくまちたんけん(地域)」

「生き物なかよし大作戦(地域)」

「大谷のいいところ つたえよう(地域)」

3学年・・・「地域の名人に学ぼう(地域)」

「まちのお年寄りと仲よくなろう(福祉)」

「身近な場所の避難の仕方を考えよう(防災)」

4学年・・・「エコプロジェクト~大谷の海の環境を守るために~(環境)」

「人にやさしいまちづくりについて考えよう(福祉)」

「災害の伝承について考えよう(防災)」

5学年・・・「大谷の環境について考えよう(環境)」

「大谷の防災について考えよう(防災)」

「大谷の伝統 鼓笛隊(地域)」

6学年・・・「探ろうふるさと 考えよう未来の大谷(地域)」

「『災害』自分たちにできること(防災)」

「大谷の伝統 鼓笛隊(地域)」

※今年度同様,ALTを活用し,全校朝会等で他国の文化に触れる機会を設定するなど,国際理解教育にも力を入れていく予定である。

過去の活動報告