• いちかわしりつおおのしょうがっこう
  • 市川市立大野小学校

  • Ichikawa Municipal Ohno Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒272-0804 千葉県市川市南大野1-42-1
電話番号 047-338-3000
ホームページ https://ichikawa-school.ed.jp/ohno-sho/
加盟年 2011

2024年度活動報告

活動分野

生物多様性, 減災・防災, 人権, 福祉, 食育

本校は、「well-being ~すべての子どもたちが幸せを実感できる学校~」を学校理念として、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、「自学・自律・共育」の力の育成を目標とした。今年度の活動として、特に3~6年生が総合的な学習の時間を中心に他教科とも関わりながら、取り組んできた。3年生はたくさんの生き物と触れ合い、生命の尊さやそれぞれの生き物の大切な役割などを学んだ。卵からカブトムシを育て、成長していく過程を観察したり、梨農家の方から摘果や袋掛けなどの作業の仕方を学ぶだけでなく、いろいろな梨を食べ比べたりするなど多くの体験を取り入れた学習を行った。4年生では、福祉教育に取り組んだ。アイマスクで視界を遮って生活をしたり、車いすで移動したり、器具を使って妊婦さんの生活を体験するなど、実際に障害や困難をを抱えている人に近い状況を体験した。自分たちにできることはどんなことがあるのか、考えを深め、思いやりをもつことの大切さを学んだ。5年生は「大野米を作ろう!」という学習に取り組んだ。ボランティア団体のみなさんに協力を仰ぎ、北方の自然園と大野小の校庭の一画で米作りを行った。また食についての学習をしていく中で「いちベジを全国に広めたい」という願いを持ち新たな活動を始めた。千葉県や市川市でとれた食材を生かした献立を考え、調理実習を行った。6年生はキャリア教育として「自分にできるプラス1を見つけよう」というテーマで学習した。1年生の手伝いや縦割り活動、クラブごとにブースを作って全校児童を楽しませた文化祭など、「みんなでつくろう幸せな学校」をテーマに自分たちにできることを考え、主体的に取り組むことを学んだ。2月には学校かくれんぼをサプライズで企画している。今年度、これらの活動を行ったうえで感じることは、いかに当事者意識をもたせるかである。自分で経験し、そこから感じたことや課題をもとに自分たちにできることを考え、行動し、その結果を振り返ることがユネスコスクールの掲げる学びの4本柱につながっていくのではないかと考える。

来年度の活動計画

来年度以降も今年の活動など過去の活動例をもとに、活動計画を考えている。

3年生では自然や生命の尊さ、4年生では福祉教育、5年生では食育、6年生ではキャリア教育とテーマを決め、今年の活動の反省点を踏まえて、活動計画を改善していけるようにしたい。

過去の活動報告