• いちかわしりつおおのしょうがっこう
  • 市川市立大野小学校

  • Ichikawa Municipal Ohno Elementary School
  • 種別 地区
  • 主な活動分野登録なし

所在地 〒272-0804 千葉県市川市南大野1-42-1
電話番号 047-338-3000
ホームページ https://ichikawa-school.ed.jp/ohno-sho/
加盟年 2011

2023年度活動報告

活動分野

減災・防災, エネルギー, 福祉, 持続可能な生産と消費

本校は、「well-being ~すべての子どもたちが幸せを実感できる学校~」を学校理念として、ユネスコスクールが重点的に取り組む3つの分野を通して、「自学・自律・共育」の力の育成を目標とした。

今年度の活動としては、特に3~6年生が総合的な学習の時間を中心に他教科とも関わりながら、取り組んできた。3年生では防災教育に取り組んできた。自分たちの住んでいる地域にはどのような危険があり、その危険に対してどのような対策がなされているのか調べ学習を行った。自分たちの住んでいる町への見方・考え方を改める児童が多かった。4年生では、福祉教育に取り組んだ。アイマスクで視界を遮って生活をしたり、車いすで移動したり、実際に障害を抱えている人に近い状況を体験し、自分たちにできることはどんなことがあるのか、考えを深め、思いやりをもつことの大切さを学んだ。5年生では、食育に取り組んだ。ボランティアの方からお米作りの方法を学び、学校の田んぼでも米作りに取り組んだ。今年の夏は日照りが続き水の管理が難しかったこと、鳥害に苦しんだこともあり、ほとんどお米ができなかった。ボランティアの方の田んぼでは例年に比べ少なかったようではあるが、実際にたくさんのお米ができたことに驚きと課題意識を感じることができた。これからボランティアの方達とできたお米を食べる予定である。6年生では、エネルギー教育に取り組んだ。メッシュを使い、学校の中でどの場所が一番電気を使っているのか調べる活動を行った。予想をたて、実際にその場所を調べることで、日頃からのエネルギーを大切に使う意識につなげることができた。

今年度、これらの活動を行ったうえで感じることは、いかに当事者意識をもたせるかである。ニュースで目にすること、教科書にのっていることはどうしても他人事になってしまう。自分で経験し、そこから感じたことや課題をもとに自分たちにできることを考え、行動し、その行動の結果を振り返ることがユネスコスクールが掲げる学びの4本柱につながっていくのではないかと考える。

来年度の活動計画

来年度以降も今年の活動など過去の活動例をもとに、活動計画を考えている。

3年生では防災教育、4年生では福祉、5年生では食育、6年生ではエネルギー教育とテーマを決め、今年の活動の反省点を踏まえて、活動計画を改善していけるようにしたい。

過去の活動報告