2019年度活動報告
本年度の活動内容
活動分野
環境, 国際理解
活動の概要
本校は,「自主・自律・共生」を学校教育目標として,教育活動に取り組んでいる。2019年度はESDの中でも「環境教育」と「国際理解教育」に焦点をあてて,学習活動に取り組んできた。
① 3年生のなし園見学
市川市では梨の栽培が有名である。そんな市川の北部に位置する大野小学校では,年に何回もなし園に見学に行くことができる。なし園見学によって,市の特産品を理解するとともに,土地の利用に気付くことができる。市川のなしが地域の自然環境を守っていることに気付く学習を進めた。
② 地域大野
2019年に40周年を迎え,地域と学校の変遷に目を向けた。
昔は深田が広がる農村地帯であったことや,土地改良事業によって区画整理され,調整池もできたことなど,2,3,4年生で学習した。それぞれの学年の実態に合った地域学習や環境教育の中で,大野の歴史を学んだ。また,5年生は地域で稲作体験を行っている。体験はとても有意義なものである。
③ 大書会
大野小では毎年6年生が「大書」を行う。書き初め用紙よりも大きな紙に毛筆で好きな字を書き,それを卒業式に掲示する。普段使う筆とも違う芸術にも似た大書を行うことで,日本の文化を知ることで国際理解につなげた。
来年度の活動計画
2019年度同様,①③の視点から,ESD教育を続けていく。また,5年生の田植え体験も環境教育として取り組んでいく。